僕が後輩から就活の相談をされた時に話すこと

人生論

 

こんにちは!トモローです。

2年前に旅から帰ってきてから、よく相談されるようになったのが「就活」のこと。

多分、一度日本の社会で働いたことがあって、辞めて長期の旅に出て、また日本に戻ってきた変わり者の僕の「仕事」に対する意見が聞きたい様子。笑

もう2019年に就職する人達の就活は大方終わっていると思いますが、前回に引き続き今回も学生さんに向けて僕が就活の相談をされた時に僕がよく話す事を書きます。

この記事は就活のコツとか、良い会社選びの方法とは全く関係がないので、もしそれらを求めていた方は時間を無駄になさらぬように。

仕事の選び方

どんな仕事が一番自分に合ってるかわかってる人なんていないですよね。

もし、自分はコレしかありえない!って確信を持って言える人がいたら、もうこの記事を読む必要はありません。笑

その道で頑張ってほしい。

どうやって仕事、会社を選べばいいかわからなくて悩んでる人は一つの参考にしてみて欲しいです。

好きな事を仕事にする前によく考えてみて欲しい

就活の相談でされる質問の約90%は「自分が何をしたい(どんな仕事をしたい)のかわからない」です。

正直、僕も20歳の頃なんか、自分が何をしたいのかなんてわかりませんでした。

自分がしたいことがわかってる人の方が圧倒的に少ないと僕は思います。

何をしたいかわからない学生さんが、仕事を選ぶ基準に考えがちなのが「自分の好きな事」を仕事にしようとすること。

もちろん、嫌いな仕事よりも好きな仕事の方が合ってるとは思います。

ただ、そこに落とし穴があることも知っておいて欲しい。

僕の先輩でデザインを考えるのが好きな人がいました。夢のデザイナーになるべくキャリアを考えて就職。

でも実際に働き始めると、予算や納期の関係で自分が納得できない物も企業に提供しなければならなかったり、やりたくないデザインの仕事も毎日膨大に降ってくる。

そうして、やりたくない仕事、納得いかないまま締め切られてしまう仕事、そういった日々を送る中で、デザインの仕事自体大っ嫌いになってしまい、最終的に辞めてしまいました。

自分の好きな事を仕事にした先輩は自分の好きな事を嫌いになって仕事を辞めてしまった

先輩も「自分は、デザインをあくまで趣味レベルで付き合った方がよかった。その方が自分には合ってたのかもしれない。」って話してます。

もしかしたら彼が他のデザインの会社に就職していたら、話はまた違ったかもしれませんが。

どこまで好きで、どこまで仕事にしたいのか。それを仕事にする覚悟があるのか。

ちなみに彼は今全く別の仕事を本業にしつつ、フリーランスとして自分のやりたいデザインの仕事だけを引き受けてやっているそうです。

 

自分の好きな事よりも自分の得意な事を

好きな事で仕事を選ばないなら何を基準に選べばよいのか。

これは個人的な意見ですが、「自分の得意な事」を仕事に選んだ方がもしかしたらうまくいくかもしれないって思います。

得意な事=強み。

強みって簡単に言うと、他の人はそれをするのを苦手にしてたり、頑張らないとできないようなことが、なぜか自分は簡単にこなせてしまうこと

要はその道に才能を持って生まれたこと。

誰だって子供の頃から才能の偏りってあったと思います。

算数が得意な子もいれば、体育が得意な子、絵を描くことが得意な子、音楽が得意な子。

好きな事と得意な事は違います。その違いは結果が伴うかどうか

好きな事っていうのは、自分がそれをやってる時に幸せだなって思えること。

得意な事っていうのは、自分がそれをやってる時に幸せかどうかはわからないがうまくいくこと。

野球をしてる時に「あぁ、幸せだな」って思う人は野球が好きな人。

野球をしてる時に、よくヒットが打てる人は野球が得意な人。

好きでも結果が出ない人がいれば、好きでなくても結果が出てしまう人がいる。

社会は結果がすべてなので、最終的に野球を仕事にした時に成功するのは後者。

仕事というのは、それをするのが好きな人がやるよりも、それをするのが得意な人がやった方が生産性は高い。

会社は、その仕事が好きで結果が出ない人よりも、その仕事が好きかどうか別にして結果を出す人を雇う。

社会が求めてるのは好き嫌いよりも結果を出すか出さないか。自分が仕事で結果を出せなければ出世できないし、クビになってしまう。

そう考えると、やりたい仕事がわからない人は、好き嫌いで仕事を選ぶよりも、ひとまず自分の得意不得意で仕事を選んだ方が良いかもしれません。

 

世間体は無視

海外を旅して感じるのは、日本はつくづく他人の目を気にする社会だということ。

だから、できるだけ大企業に勤めないととか、いい学校を卒業してないと恥ずかしいって話になる。

僕はそんなことどうでもよくない?って思います。

会社の大小なんて時代の流れ

大企業というのは安定して給料が手に入るし、福利厚生もしっかりしている。

皆、安定を求めてできるだけ大きい会社に入ろうとします。

でも、会社の規模なんて時代の流れだと思います。今小さくても後々すごく大きくなる会社だってある。

現に今の商社なんて40年前と今とでは規模が比べ物にならないくらい成長してる。

今ならAIやIoTの小さな会社が数十年後に信じられない大きな会社になってる可能性もある。

逆に大企業だから安心て時代も終わった。

JALが会社更生法適用して実質的に破綻したし、最近では東芝のM&Aの問題が浮上してきて危ういし。

よく大企業で数万人単位でリストラってニュースがやってるけど、あれは人材をコスト(費用)としてしか見てないからできること。

企業に勤めた瞬間から、人間としてではなく、費用として考えられる存在になる。

会社の大小なんてそんなに大した問題じゃないと思います。

 

組織は人、全ての問題は人間関係

つまらない世間体だけを気にして会社を選ぶのは間違ってると思います。

僕が後輩に相談されてよく話すのが、「全ては人が一番重要」だということ。

例えば、大学になってどこかの部活かサークルに所属しようと思った時。

自分は昔からサッカーをやっているからサッカー部に入ったとします。

しかし、先輩たちが陰湿でいじめられたり、パシられたりしたら、そんな部活にいても楽しくないですよね。

それよりも、やったことないけどテニスのサークルに入ってみたら、めっちゃいい先輩後輩に囲まれてテニス自体はそれほどでも、一緒にいる人が楽しい。

あなただったら4年間どちらかの道を選べって言われたらどっちを選びますか?

僕は結局仕事で一番重要なのは、仕事の内容ではなく一緒に働く人の人間関係だと思っています。

大企業に入ってみたものの職場の人間関係がギスギスしすぎてて、いじめなどがある。

小さな会社ではあるものの皆モチベーションが高く、チームワーク力があって、働き甲斐がある。

世間の目を気にしてそれでも大企業を選ぶか、世間の目を無視して小さな会社を選ぶかはあなた次第です。

安定した給料と福利厚生のみを目当てに割り切って大企業を選ぶのもありです。

ただ、安定した給料と福利厚生を得ることと引き換えに、40年間ストレスを溜める生活を自分に強いるのは、、そこは個人の幸福に対する価値観の判断ですね。

※もちろん極端な例を出してるだけで、大企業で優秀な人材、高いモチベーションの集団と一緒に仕事ができる環境もあるだろうし、小さな会社で皆やる気も無い会社もあると思います。

 

生きる為に仕事があって、仕事の為に生きる訳ではない

学生さんの相談にのっていると、「最初に決まった会社が自分の全て感」をよく感じます。

ちょっと説明しづらいけど。

なんか、これで全てが決まっちゃう、人生が決まっちゃうみたいな感じで考えてる人が多いと感じる。

目の前にトリッキーなキャリアを走る男がいるのに。笑

 

辞めてもいいし、転職してもいいし、なんでもありだと思う

昔は、年功序列、終身雇用のあった時代は、卒業して就職した会社が全て。

その1社で人生を終えるってのが当たり前の時代だったけど。今はそういう時代も終わった。

裕福な社会になった分、学生も社会人も自分のやりたい事にチャレンジできる時代になった。

会社を途中で辞めて学生に戻る人もいるし、転職してキャリアチェンジする人もいるし、旅に出る人もいる。

だから、就職したら墓場と考えずに、もっとフレキシブルにもしかしたら辞めるかも、転職するかも、それくらいの気持ちでいてもいいと思う。

僕だって一度会社を辞めて3年半(約4年)社会から離れて海外に行ってしまったけど、また戻ってきてこうして働けてます。

例えば留学に行きたい、ワーホリしたい、好きな事に挑戦したい、そう思ったら1年くらい没頭してみるのもありだと思います。

そうして、もしかしたらその道の方が向いてるかもと思えばそっちで進めばいいし、やっぱり違ったと思えばまたやり直せばよい。

 

生きる為に仕事があって、仕事の為に生きる訳では無い

これも海外の人に良く言われる言葉ですが、「We work for live, Japanese live for work.」(日本人は働くために生きている)

だから日本語の過労死って言葉がそのまま英語になってしまう。日本にしかない言葉だから。

僕達の目的はあくまで生きる事。その目的のための手段の一つとして働くという選択肢がある。

重きを置かなければいけないのは働くことより生きる事。

どの企業、どんな仕事で働くかということよりも、どうやって生きるかの方が重要。

もちろん、生きるためにはお金を稼ぐ必要があって、お金を稼ぐためには働く必要がある。

人生働ける期間は有限だし、人生の大半を仕事か睡眠で過ごす。だからその人生の大半の時間を過ごす仕事は、どうやって生きるかに大きく関わってくる。

だから仕事を選ぶのは難しいし、就活で悩む学生が多いのも最も。

ただ、フォーカスすべきは仕事ではなく、やはり生きる事。

自分の好きな事を我慢して、幸せを感じる事を我慢して、休日返上して仕事するのは、大切な人生をないがしろにしてしまっている気がします。

人生は一度きりだということ

人生二度なし。本当によく思います。

日本には頑張ること、我慢することが美徳だとされる文化があります。

でも、もし仕事が楽しくないと感じているのに、仕事環境(人間関係)に悩みがあるのに、そこで40年間働き続けることって、自分で自分を40年の禁固刑に処してるのと同じようなものじゃないでしょうか?

そんな処罰を自分に与える必要はないと思います。

一度きりの人生だから、できるだけ楽しく、できるだけ幸せに生きたい、働きたい。

だから、最初の決定(就職)が全てではなくていいと思う。

上にも書いたように、合わなかったら辞めたり、転職しながら、生きれるための仕事を探してみる。

働くために我慢して生きるのではなく、幸せに生きるために楽しく働く。(そして結果を残せればなお良し。)

せっかくの一度の人生なので、自分の価値観を大切にして生きるために働けたら最高です。

 

 

まとめ


何がしたいかわからなければ、好きな事よりも得意な事を仕事にしてみる

他人の目や常識は気にしない。30年後世界がどうなってるかは誰にもわからないから

この世に、身を滅ぼしてまでやらなければならないことは一つもない

一度きりの人生楽しく、幸せに生きるために働きたい