大学生が人生に悩むのは当然

人生論

こんにちは!トモです。

もう、大学4年生の方とかは就職が決まって、春休み満喫、とかそんなタイミングでしょうか?

街中にも、大学生と思われる方がスーツケースを引いて、卒業旅行をしているような風景を見かけるようになりました。

コロナの間、海外旅行ができなくて、本当に残念ではあります。

さて、そこで今日の本題である、大学生が人生に悩む、というテーマ。

もちろん、しっかりと人生について考えている人は、大学でなくても、高校、中学でも大いに悩んでいるとは思うのですが。

僕は大学3年生の時に、人生という大きな道について初めて考えるようになりました。

多分、大学生になってから、これからの人生を真剣に考えた人が多いんじゃないかなと思い、今日はそんなことを書かせていただけたらと思います。

学業期間から仕事期間への移行

大学生になって、初めて人生について真剣に考える、というのは当然といえば当然とも思います。

というのが、大学生までの期間というのは人生で言うと学業が仕事にあたる期間。

小中の義務教育に加えて、高校大学の高等教育期間と、物心がついてから約22歳で卒業するまで、

僕達は勉強することが生きることと同義であり、仕事である。

しかし、大学を卒業したら、その後は本当の意味での社会的活動、仕事を通してお金を稼いで生きていく必要がある。

今まではあくまで受動的に生きてきても、何とかいったのに対して、社会人になってからは受動的では生きていけない。能動的活動がどうしても必要になってくる。

それに、どんな企業に就職しようか、何を仕事にしようか、どうやって生きていこうか。

たくさんの選択肢の中から一つを選ぶ必要が出てきます。

学業期間は、算数、国語、理科、社会といった限られた科目を学ぶだけでよかった。

しかし、仕事というのは数多ある中から、自分の適性を考えて選ぶ必要がある。

しかも、上手にできないとお金にならない、食べていけない。

今まで勉強のことだけ考えて生きていた人たちが、そこにきていきなり、仕事のことについて選択を迫られるって、ある意味過酷だなと僕は思います。

もう少し学業期間にそういった訓練があっても良いものではないかと思います。

適当に選べない

しかもこれは適当に選んでしまったら悲惨です。

上にも書きましたが、上手にできるからこそ、仕事がこなせて、お金になる。(給料がもらえる)

しかし、上手にできなければ、仕事がうまくいかず、昇進できず、お金にならない。(給料が低いまま)

それには、自分の適性もそうですが、業界の選び方も重要で。

今から衰退する業界を選んでしまったら、たとえ仕事が上手にできても、給料はそれほど上がらないかも。

そう考えると、時勢についても聡くなければなりません。

また、大体の人が人生において40年くらいそうした仕事に身を置き、お金を得て生活の糧にする期間を過ごす。

つまり、人生の約3分の1は仕事をして過ごすことになる。

そう考えると、人生の3分の1の時間を有意義に過ごせるか、無為に過ごすことになるかは、仕事の選び方次第にもなります。

仕事は決して適当に選んではいけない、ということがわかります。

答えがないことが最大の敵

大学生が悩むのは当然で、それは今まで勉強だけをしていればよかったのが、人生のステージが仕事期間に移るから。

そしてその仕事は人生の3分の1の時間を過ごすことになるからきちんと選ぶ必要がある。

また、上手にできないとお金になりづらいから、自分の適性と時勢を把握する必要がある。

と書きました。

しかし、それって本当に難しいことだと思います。

世の中にどんな仕事が存在するのか。自分にはどんな適性があるのか。世の中の時勢はどう動いているのか。

これは相当複雑系な話だと思う。

つまり、重要なのはここに答えがない、ということです。

学業期間というのは、特に日本の場合、いかに答えを導き出すか、ばかりやってきました。

だから、僕達はどこかに答えがあって、その答えを導くにはどうすればよいか、を考えるのは強い。

でも、初めから答えのない問い(どの就職が最適か)は解けないのです。

それが、大学生が就職活動において直面する最大の難問であり、また人生について悩む大きな原因なのだと、僕は思います。

しかし、わからないものはわからない。

であれば、自分なりに最適な答えを出してみて、選択するしかないのだと思います。

答えがないということは、間違いはない、ともいえます。

つまり、導き出した答えがちょっと違ったな、と思えば、選択し直せばいいのです。

そうして、実際の経験も併せて、自分の最適を見つければ良いのかなと、僕は思います。

また、一つ言えることは、大人だって悩んでるっていうことです。

誰も正解がわからないから、これでよかったのかな、いいのかな、と思いながら生きてます。

大いに考えることは結構ですが、悩みすぎてしんどくなってしまわないように、と祈ってます。

って話でした!

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