こんにちは!トモです。
今日は久しぶりに英語について書きたいと思います。
前置きとして、別に僕は英語のプロではないです。
まず初めに自分の英語経歴?を話すと、
学生時代
「日本語使って日本で生きていけるのに、英語を学ぶ必要あるの?」
そう考えて、古典と共に全く勉強しなかったのが英語です。
※本音を言うと、理系大好き暗記苦手人間だったので、英単語を覚えるのが嫌いで、英語を敬遠してました。笑
バックパッカー時代
24歳から28歳までの三年半、世界中を旅して、英語とスペイン語で生きてきた。
特に、オーストラリアでワーホリを10カ月くらいしましたが、その時期に英語を話すことがとても身近になった気がしています。
ホステル勤務
28歳で日本に帰国してから、ホステルという業態の宿泊施設で働き始めました。
まさか自分が英語を使って働くことになるとは、全く、本当に全く思いもしていませんでした。笑
自分の英語はあくまでサバイバルイングリッシュで、正統な英語ではなりません。(何をもって正統とするかはまた議論の余地がありますが笑)
当時面接して僕を採用してくれたマネジャーには本当に感謝しています。(今も一緒に働いている)
そして今に至ります。
しかし、コロナ期間外国人ゲストが一切こなかったので、この約三年はほとんど英語を使っていません。
ただ幸いにも、うちのホステルにインドネシア人の女性が長期で泊まってくれていて、彼女と会話するときに英語を使うので全く使わないわけでもないです。
日本人は完璧を求めすぎ?
僕の思う、日本人がなぜ英語を話せないのかという答えは、完璧を求めすぎだからではないか、と思います。
日本人には、常に高品質を求める気質がある。
こんな話を聞いたことがあります。
昔、東芝やソニーがiPodのような既製品をアップルよりも先に完成させていたそうです。
しかし、その既製品を販売しなかったのは、まだ少しだけ不具合があって完璧でなかったからだそう。
そして不具合が起きない完璧な製品を目指している間に、アップルがiPodを世に出してしまった。
しかも当時のiPodはバグがよく起きる未完成品だった。iPodを買った初期のユーザーはよくバグに悩まされていた。
それでも、iPodは便利だからと広まり、その間にアップデートを繰り返して、バグも起きないようになっていった。
そして最終的には、マーケットはアップルに総取りされてしまった。
日本人にはこの「先にローンチして、後から修正する」という考え方があまりないですよね。笑
顧客を困らせることは悪いことっていう認識があるので。
英語も同じです。拙い(完璧でない)英語を話してしまうと、相手に迷惑をかけるのではないか。また、自分が相手の英語を聞き取れないと同様に迷惑をかけてしまうのではないか。
そう考えて、英語力が完璧になるまで、英語は話さない、話せない、と思い込んでいるのが日本人だと思います。
でも、例えばアメリカ人とお話すると、よく「俺は日本語話せるぜ!」と言うので、話してみてと言うと、
「こんにちは!」「寿司!」と笑顔で叫んでくれます。
この単語だけでは当然会話できない。会話できないと日本人は「話せる」とは考えない。でも彼らは「話せる」と考えるのです。
これが外国人と日本人のマインドの違いなんだなって知りました。
※「完璧」については過去にもこんな記事を書いています。
赤ちゃんは完璧ではない、でも話す。
完璧を求めている日本人に問いたい。
あなたは日本語も完璧になってから話し始めましたか?と。笑
絶対にそうではありませんよね。
赤ちゃんの頃、よくわからない言葉を適当に発声してたはず。それを親はなんとか汲み取ろうとしてくれた。
言葉、コミュニケーションは、理解しようと思う心がお互いにあれば、取れるもの。
そうやって完璧でなくても挑戦をするから、失敗や成功を繰り返して、最終的にものにできるのではないかと思います。
完璧になるまで待っていて、おじいちゃんになった頃にはもう必要なくなっているかもしれません。
英語初心者は赤ちゃんと一緒。
完璧を求めず、失敗を恐れず、少しでも話してみる。それが上達の一歩かもしれません。
正確さよりも伝える気持ちの方が大切
以前、こんな記事も書きました。
英語とは言語であり、言語とはコミュニケーションツールの一つ。
これは第二言語に限らず、自分の母国語でも考えてみて欲しいのですが、
なんだか相手の言ってることがよくわからないな、こちらの言ってることが伝わらないな、ってことは母国語のコミュニケーションでもあると思います。
それは、発音が悪いとか、単語を知らなかったり、知識がない訳ではなく、最終的にコミュニケーションをとっている両者に「相手を理解しよう、相手に伝えたい」という気持ちがあるかどうかだと思います。
これは僕が海外を三年半放浪して、たくさんの人と関わってきて導き出した結論でもあります。
最終的にお互いに心を通わすつもりがあれば、言語がなくてもコミュニケーションはできる。言語はその手助けをするツールでしかない。
なので、100%の英語を目指すよりも、80%でいいから、それ以上に相手の話を聞く、相手に伝える、心を大切にして欲しいなと思います。
もちろん、テストは100点がいいのでしょうけど。
って話でした!
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