時間について考える

時間

こんにちは!トモです。

このブログは主に、人生の黄金時間に当たる大学生活を送られている方に向けて、自分自身が大学生の時に知っていたら嬉しかったな的な知識を発信しています。

3年半バックパッカーで世界を旅した経験と今まで3千冊以上の本を読んで学んだことをベースに記事を書いています。

今日のテーマは「人生の時間」について。

僕のブログには時間に関する記事が多数ありますが、それは僕が時間が何よりも大切なものだと思っているからです。

本屋さんに行くと「お金」に関する本はたくさんありますよね。

それは多くの人が生きていく上で「お金」がとても大切だと思っているからだと思います。

僕も「お金」は人生にとって非常に大切なものだとも思っています。しかし、お金も時間がなければ産むことも増やすこともできない。

そういう意味でも、時間はお金よりも大切なものになるんじゃないかなって感じます。

今日の記事の内容で、少しでも「時間」の大切さを多くの人が認識してくれたら嬉しいなと思います。

時間について考える

時間とは人生のこと

人生の時間について考える前に、まず何より最初にこの言葉を。

あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。

ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。

それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。

他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。

そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。

それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。

それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。

by スティーブ・ジョブズ

これはジョブズがスタンフォード大学のスピーチで語った名言として有名です。

これを僕なりに訳すとこういうことだと思っています。

人生の時間は有限である。だから無駄にしてはいけない。

他人の評価や目を気にして生きている人が多いけど、それは人生を車に例えるなら、他人に自分の人生のハンドルを握られているようなもの。

彼らの考えや意見というのは結局彼らの思考や価値観に過ぎないし、何か問題が起きたときに最後に責任を取ってくれるわけではない。

だから自分の人生は自分でハンドルを握らないといけない。

そして時間は自分が本当に大切だと思うことに使わなければならない。

それ以外の事は全て二の次。

という風に僕は解釈しています。

つまり、自分の人生は主体的に、自分の意思決定のもと生きていこう。人生の時間を無駄にしてはいけない。

とっても大切な考えですよね。多くの人が(自分も)他人の期待に沿った人生を歩んでしまいがちですが。結局そうして過ごした時間を後になって悔やんでも戻ってくることはないので。

真剣に自分の人生をどう生きるべきか考えて、生きていく。そうやって時間を使うことが大事なのだと、僕は思います。

時間だけは戻ってこない

どれだけ成功して、地位富名声を手に入れたとしても、「時間」だけはずっと減り続けている。

時間だけは世界中の人間に平等に与えられたリソースであり、唯一人間が増やすことのできない物。

失われた富は勤勉によって元どおりにすることができるかもしれない。

失われた知識は勉学によって補充でき、失われた健康は節制や薬で取り戻せるかもしれない。

だが、失われた時間だけは永遠に戻ってこない。

これは僕の大好きな本、自助論からの引用です。

あらゆるものは失っても再び手にすることはできるが、失った時間だけは二度と戻ってくることはない

人間が持っているモノの中で一番貴重なモノだと言えるでしょう。

時間の性質

時間とは独特の性質をしています。

ここでは少し「時間」それ自体の性質を考えてみたいと思います。

時間は目に見えない

時間が貴重なモノだとわかっていながら、なぜ人は簡単に時間を使ったり捨てたりできるのか。

それは、時間が目に見えないことが大きな理由の一つであると思います。

お金や物は目に見える。目に見えるから減っているのか、増えているのかが簡単に判断できる。

しかし、時間だけは(増えることはないけど)減っていることが目に見えない。なので、簡単に浪費してしまう。そうして後になって、もっと時間が欲しい!と感じるようになって初めて、今まで大量の時間を無駄に使ってしまっていたと気づくのだと思います。

時間は保存がきかない

お金なら銀行に預けたり、タンスや金庫にしまっておくことができます。

保管しておいて、必要になった時に使うことができます。

電気は少し難しいですが、水や食料といったエネルギーも保管しておいて、必要な時に取り出せばよい。

物も同じように必要なものを保管しておいて、必要な時に使う。

しかし、時間だけは唯一保管することができない

僕たちがこの世に生まれ落ちたときからずーっと垂れ流すように時間は消えていく。

このように時間とは目に見えないし、増やすこともできないし、止めることもできないし、保管することもできない。

とっても不思議なものであり、人間にとって捉えどころのない難しいもの。

だから多くの人が時間を上手に扱えずにいるのだと思います。

気づかない内に浪費している

先にも書きましたが、時間を浪費してしまうことは往々にしてありますよね。

でも次に挙げる内容を読んでいただければ、小さな時間の浪費が積み重なると、それがどれだけ大きな浪費に繋がっているかがわかってもらえるかと思います。

  1. 毎朝5時に起きる人と、7時に起きる人がいて、その二人が同じ時間に寝るなら、40年間で10年の歳月が二人の間に生まれることになる。
  2. 1ヶ月の内3日をダラダラして過ごすと、10年で丸1年ダラダラしたことになる。

これは単純に計算してもらえればわかることです。

この内容を読んで、少しギョッとした人もいるんじゃないでしょうか?

しかし、こう言われるまで自分が何気なくダラダラしてた時間がこれほど大きな浪費を産んでるとは気づかないですよね。あまりこういうこと自体考えたりもしないものだと思います。

時間の使い方とは命の使い方

こうしてみていくと、どうやって生きていくかを考えると、どうやって時間を使うかにたどり着く。

つまり、今の時間の使い方こそが、命の使い方とも言えるのだと思います。

時間とは命である。使い方を間違えると、命を無駄にしているのと一緒です。

これを肝に銘じて毎日を丁寧に生きていきたいと思いますね。

まとめ
  • 時間は一番大切なモノ
  • 自分の大切なこと重要なことに時間(人生)を使う
  • 時間は気づかない間に浪費していることに注意する
  • 時間の使い方とは命の使い方

って話でした!

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