僕の読書論 #1

読書論

こんにちは!トモです。

多分このページを読んでいるということは、プロフィールに「趣味:読書」と書いている人が90%以上だと思います。笑

僕自身、読書が好きで、毎年300冊程本を読みます。

皆さんも沢山本を読んできたと思いますが、実際に読書が人生にどう役立つのか疑問に思ったことはないですか?

僕はある時から、これだけ自分の大切な時間を読書に割いて来たのに、リターンを求めないのもおかしいかもと思い始めるようになりました。

何も人生、全て利害関係で考えてしまうと味気ないですが、ビジネスなら儲けるため、スポーツなら勝つため、健康の為と目的があります。

果たして読書の目的とは何なのでしょうか?

やはり、読書をして自分自身の人生に何か一つでも役に立てなければ、それは読書とは言わないのではないでしょうか?

何となく面白そうだから手に取り、一旦読み始めてしまったからと、つまらない内容の本を最後のページの最後の一文字まで読んでる人が多いと思います。

もったいないです!!

つまらないなら、読むのをやめる!

つまらないなら、すぐに手放す!

人生の時間は有限。自分にとって有益でないものにかけている時間はもったいないです。

そこで、今日は自分がどんな風に読書をしているか、書きたいと思います。

別に僕のやり方が最高に正しかったり、みんながみんな同じやり方が合うとは思ってません。あ、なるほどね、そーやってんだ。くらいにみてもらえれば。

僕自身にとっても読書論とは大きなテーマの一つで、1回で全て伝えきれないので、このテーマは今後も更新していくと思います。

1. そもそも読書とは

僕にとって読書とは、本を買って、読んで、そこから得た知識をこの世にアウトプットして、人生を少しでも何かを改善、良くする作業のことと考えています。

まず、多くの人が本を読むこと=読書と考えていると思います。

でも、本を読むことは、例えば買ってきた食材を使って料理を作った段階にすぎないんじゃないかなって思う。

実際に料理を食べて初めて食材は活きます。食べずに放置していては、料理は腐ってしまうし、買っただけ無駄になります。

読書も同じで、本を読んだだけで、そこで得た有益な情報を放置していては、情報は腐ってしまい、読んだだけ無駄になります。

得た情報は、実際に使って初めて、生きた情報になります。

知っていることと、実際にやることは違います。

僕にとって読書とは買った本を読み終えたところで終わらずに、実際に使うことまでを指します。

2. 読書法

実際に日頃どのように読書をしているのか。

全て説明しようとすると、本の選び方、探し方、買い方、本棚の使い方、読み方、まとめ方、読書後などとても細かくなってしまいます。

ここでは特に大切な、読み方、まとめ方、読書後を簡単に説明します。

読み方

本の読み方にも色々あります。

  • 精読
  • 通読
  • 多読
  • 速読
  • 遅読
  • 乱読
  • 積読

僕がやっているのは、基本的に通読と速読の2つの使い分けだけです。

通読

通読とは、本を最初から最後まで読み切ることです。

読む本において特に知識や経験がない場合、一般的にこの通読になると思います。

速読

速読にもいろんな見方がありますが、僕の速読の定義は以下です。

そのテーマにおいて自分が知識や経験を持っている場合、知っていることはどんどん飛ばし、自分の目的(問題意識)について書かれている部分のみを拾い読みする方法

一般に速読というと、素早い目の動きで文章を次から次に目で追って読むことをイメージされると思いますが、あれは、そういった特殊な才能を持った一部の人にしかできないと思っています。

そんなものを習得するのに、膨大な時間やお金をかけるよりも、自分にとって大切なテーマについて数冊本を読んで知識を付ければ、おのずと読み方さえ注意して読めば、1冊数十分で読むことは可能になります。

速読で大切なのは、80対20の法則を意識することです。

80対20の法則については詳しく説明しませんが、(読書好きな方なら既に知っていることでしょう)

1冊の本に対して、重要な部分は20%に集約されているので、その他80%の重要で無い部分は捨てるつもりで読むこと。

1冊読むのに100%かかるとして、そのうちの20%の力で、大切な部分の80%はカバーできることを意識して読むこと。

一旦一つのテーマについてある程度の知識をつけてしまえば、速読はそんなに難しくないです。

飛ばして読んでると大事なところも飛ばしてないか不安になるから飛ばせないって声も聞きます。でも僕は、そうやって一言一句全て目で追って1冊に時間をかけることで、この世にある他の大事な本を手に取る機会を失ってるかもって考えると、その方が不安になる。

だから飛ばします!笑

汚す

本を読みながら大切な箇所を抽出しておく必要があります。

僕の考えは、本は1冊をできるだけ素早く、全体を俯瞰してとらえて読むことで、本の著者が言いたい事を、一気に頭の中で構築してとらえることが重要だと思っています。

読みながらいちいちメモなどをとってしまうと読み切るスピードが遅くなってしまうので、僕は、本を汚すことを前提に本を読み始めます。

僕が読みながらするのは、

  • ドッグイヤー 大切なページをすぐに見つけやすいようにする
  • 線を引く   大切な個所をすぐにみつけやすいようにする
  • 書き込み   その時の思考や気づきを書き足す

とにかく人は忘れ易い動物なので、大切な箇所はわかりやすいように残しておかなければすぐにどこかわからなくなるし、自分が思いついた思考も、書いてのこしておかなければすぐに忘れてしまいます。

本は汚すつもりで読む。

記録

読んだ本は全て記録します。

感想

これはあまり重要でなかった本に対して、感想程度に気付きを書き残します。

読ノート

呼び方はなんでも良いのですが、僕は読ノートと呼んでいます。笑

この本は大切だなと思ったら、その本を読んで実際にどう行動するかをまとめます。

僕の読ノートは以下の4点を書き残しています。

  1. この本を読む目的
  2. この本に書かれていたこと
  3. この本を読んで実際に行動すること
  4. 実際に行動をして何がどう変わるか

読ノートは簡単に見返せるので、何度も見返しながら、3番の実際にできる行動を日々の行動に取り入れるようにしています。

行動しなければ何も変わらないので。

1冊まるごとまとめる

僕にとって本当に重要な本だと感じた本については、1冊まるごとまとめます。

こういう本は1年に10冊程度です。

僕が今までに本当に重要だと思った本をいくつか紹介します。

  1. 大切なことだけやりなさい
  2. 思考は現実化する
  3. 7つの習慣
  4. 自分の小さな「箱」を脱出する方法
  5. 人生と仕事に就いて知っておいてほしいこと
  6. 菜根譚
  7. 論語と算盤
  8. 人生の言葉(ヘッセ)
  9. 自助論

こうして、本を読み、重要な箇所をまとめたファイルを毎日暇なときに読み、実践しています。

読書後

読書後とは、読み終わった本をどうするかです。

最も重要な本リスト

本棚の一番手に取りやすい部分に、読んだ本の中で最も重要な本を並べています。

これは暇な時や、寝る前など何度も手に取り、重要箇所を確認できるようにしています。

本棚

その他読み終わった本で手元に残しておきたいものはテーマ別に本棚に置いています。

これらの本も、何度も手に取って重要箇所の確認をしています。

手放す

読書好きの方で一番難しいのが、この本を手放す作業だと思います。

本が沢山本棚に並んでいると、自分はこれだけの本を読んだんだ。

それだけ賢くなったんだと勘違いしてしまうことがある。笑

なってない。笑

本の量が重要なのではなくて、本をいかに活用するかが重要

最初に述べたように、つまらない本、興味のない本、身にならない本は、読むだけ、時間とお金と労力の無駄です。

本棚にその1冊があることで、自分にとって重要な1冊が入るスペースを埋められてしまいます。

そういった、自分にとって必要のない本は手放した方がいい。

まとめ


読書とは読んだ本から得た知識をこの世に、自分の人生に活用すること

人生の時間は有限、大切な本にだけ読む時間を使うこと

大切な本の中でもさらに重要な個所にだけ読む時間を使うこと

って話でした!

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