旅と読書の効用

こんにちは!トモです。

今日はどちらも僕の大好きな、旅と読書について書きたいと思います。

今までも何度か書いてますが、若い子から何したらいいですかってアドバイスを求められた時、特に大学生だったら「旅、読書、勉強」って答えてます。

この3つは絶対的な時間が必要なことと、ある程度大人にならないと楽しめないという2つの側面から、お金もアルバイトである程度稼げて、比較的まとまった時間を作りやすく、世の中が少し分かりかけてきた大学生の頃に一番しておくべきことだと思います。

オマケで言うと、貯金も大切ですね。

何もやりたいことがわからないときはとにかく貯金しようって言います。笑

お金があれば、何かこれがしたい!って発見したときに、すぐに動けるから。

お金がないと、まず資本を貯めることろからのスタートになってしまうので。

何もせずに人生の時間を空費するなら、アルバイトしてお金を貯めておくこともおすすめしています。

旅と読書は世界を広げてくれる

旅、読書、勉強、その中で特に旅と読書をピックアップしたのは、この2つが特に人生の幅を広げてくれるから。

勉強ももちろんそうです。

ただ、勉強に関しては、1つの科目、例えば英語とか、数学とか、ジャンルが限られる。

これはこれで大切です。

ただ、もっと大切な「人生」の視野を広げるには勉強よりも旅と読書なのかなって思い、今日はこの2つについて書こうと思いました。

世界を広げるとか、人生の幅をとか人生の視野をとか、何か色々書いてて結局何?って思っちゃいますが。

要は、生き方のメニューが増える。ってこと。

また新しいワードが。笑

メニューは1つだけじゃない。生き方も1つだけじゃない。

レストランのメニューって前菜やらコースやら、お肉料理、魚料理、和風、イタリアン、ドリンク、色ーんな料理が載ってますよね。

その中から選んでオーダーする。

でも、メニューに載ってないものはオーダーできない。

これが前提です。

そして、生き方をメニューに例えた時も同じで、自分のメニューに載ってない生き方は選べない

じゃあ、メニューには何が載っているのか。どういう生き方が載っているのか。

それは、自分の出会った人たちの生き方しか載ってないんだと思う。

自分の知らない生き方はオーダーできない。なぜならメニューに載ってないから。

日本で生まれて日本で育った僕たちのメニューには本当に数少ない限られた生き方のメニューしか載ってない、僕はそんな風に思います。

でも。世界を見てみると色んな生き方があるんだって気がつく。

そうしてそういう人々と触れると、自分のメニューにも生き方のメニューが追加されていく。

じゃあそのメニューの増やし方って何?それが、旅と読書。

日本の常識は世界の非常識

日本の常識は世界の非常識。よく聞く言葉ですよね。

常識って場所と時代が変われば常に変化するもの。

世界中を旅して、えー、そんなことしていいの、とか。そんなこと言っていいの?とか。そんな風に考えていいの!ってこと、たくさんありました。

毎年仕事を変えてる人。

世界中をワーホリしながら生きてる人。

人生でたった6年しか働いたことがなくて後はずっと旅してる40歳の人。

他の国に出稼ぎに来て家族を養ってる人。

パートナーと年に1回1ヶ月別々に暮らす人。

半年母国半年海外で生きてる人。

スラムに生きてる人や、ストリートチルドレンも数多く見た。

山奥でひっそりと小さな家族だけで自給自足で生活している人。

親が金持ちで一生働かずにずっと世界中を回ってる人。

色んな生き方をしている人がいて。

正直、日本人的な考えでいくと、出会ったほとんどの人が将来の蓄えなんて考えずに今を楽しく生きてる人ばかりで大丈夫かな?って思うことも多々ありました。

でもそれって自分が日本人マインドに脳みそが凝り固まってるから。

そっか、こんな生き方もありなんだって受け入れられた時、僕の生き方のメニューはたくさん増えました。

これも世界中を旅してよかったなって感じた経験の一つです。

人生は一度しかないけど、他人の人生は何度でも追体験できる。

僕らは、自分の一回きりの人生をリハーサルもなく、ぶっつけ本番で生きてます。

これってよーく考えてみてください。ヒヤヒヤもんですよね。笑

ゲームだったら好きな時にセーブしておいて、間違えたらリセットすればセーブしたところからやり直せる。

人生もそうだったらいいのにって何度思ったことか。

これは僕だけじゃないはず。

例えば何かの試合に出るときは、それまでにたくさん練習して望みます。

ドラマやお芝居は入念なリハーサルがあってから本番に挑みます。

でも、人生に練習時間もリハーサルもありません。

いきなりぶっつけで本番。しかも時間は止まってくれないし。ミスれない。。

自分が会計士の道に進んだとして、40歳くらいになった時に「いや、自分の人生は芸人になるべきだったんだ」とか思ってももう遅い。(厳密に言えば遅いことはないかもですが、それでも20歳くらいから芸人をやってるのとやってないのとでは圧倒的に差は出ますよね。それに早い段階でもしかしたら芸人の道も違うかもしれないって判断できるかもしれないし)

例えば、パートナーと結婚すべきかどうか悩んで、結局結婚しない道を選んだ。でもやっぱり将来そのパートナーを選ぶべきだったんだって後悔することがあったり。

でも僕たちには練習時間もリハーサルもないから、判断材料がない。ないまま何かを常に決断し続けなければいけない。

生きるって難しいことだと思います。

こういう何か決断を迫られた時、人って誰かに相談するんですよね、きっと。

そしていろんな人の意見を聞いて、それを判断材料として、決断する。

それともう1つ、判断材料をくれるものがあります。それが読書。

この世には数え切れないほどの書物があり、(ここでは小説などに絞ってお話させてもらいます)数え切れないほどのストーリーがあります。

ストーリーには当然主人公がいて、何かしらの人生を生きている。

野球少年かもしれないし、失恋した女性かもしれないし、ペットとの慎ましい人生を生きてるかもしれないし、もしかしたら人でないかもしれない。笑

江戸時代の話もあれば、近未来の話もある。

その1冊1冊に「人生」が詰まっている。

なので、本を読むと言うことは他人の人生を追体験すると言うこと。

自分の人生は一度きりしかないけど、本を読むことで100通りも1000通りもの人生を追体験できるんです。

そうして追体験した記憶や経験も、自分の人生に活かせる。

これは心強い味方だと思います。

新入社員で会社に入ってピンチを迎えた時、自分の人生で初めて起こったことだとどうしていいかわからない。でも、もしある本に同じようなシチュエーションに追い込まれた主人公がいたのを思い出したら、そして彼がどう行動をとってそのピンチを乗り切ったのか思い出せれば、もしかしたらピンチを回避できるかもしれない。

そう、読書は人生のリハーサルになり得る。

生き方のメニューを増やして、100回の人生を生きる。

旅は生き方のメニューを増やしてくれる。

本は人生のリハーサルを経験できる。

そうすることで、自分の中の人生の選択肢がたくさん増える。

選択肢が増えるとどうなるか。

僕は「人生が生きやすくなる」と思っています。

もし自分の生き方のメニューに「高校を出たら就職して40年働いて、あとは定年退職して死ぬまでが余生」ってメニュー1つしかなかったら。

なんか悲しくないですか。

でも、それしか選べないと思っているから、他の人生を生きようとしないんです。

実際は他を選びたいのに。そして選べないことがストレスになって。。。

でもメニューが100も200もあれば、生き方はこれだけじゃないって思える。

そうすると、ホッとしますよね。

自分の生き方を選んでいいんだって思えることは、自由すら感じられる。

また、人生において何かを決断しなければならない時、読書でいろんな人生をすでに追体験してると、自分はどの道に進むべきか決断しやすい。

旅と読書は、人生の視野を広げてくれて、自分がどんな生き方がしたいのか、それを知るきっかけにもなるし、それを選んで良いんだって教えてくれる。

だから僕は若者に旅と読書をおすすめしたい。

って話でした!

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