こんにちは!トモです。
コロナにより通勤通学が減り、大学の授業も会社の会議もなんでもオンラインでやるようになり、オンラインの可能性が広がったように思います。
いや、もともとオンラインには十分可能性があったのだけど、なぜか取り入れてこなかったから、その恩恵があまり理解できてなかった、のかな。
今回、半ば強制的にオンラインに移行したことによって、案外いけるってのが浸透したように思います。
友人に話を聞いても、自粛解除になってからも、出勤は週2回、週3回は在宅になったなどよく聞きます。
会社が完全に全てオンラインに移行してしまった人もいます。
でも、よく考えたら例えば会議一つ取ってみても、わざわざ社員が一つの場所に集まらなくても顔が見えて声が聞こえれば、ある程度の情報共有は可能ですよね。
であれば、会議室に一堂に集まるために、スケジュールを調整したり(リモートでもここは調整するか)、わざわざ「会議室に行く」必要性ってあまりないのかなと。
会議室に行くためには会社にいないといけないし、会社にいないといけないということはそれを基準にスケジューリングしないといけない。
でも、会議がオンライン、つまりネットさえあればどこでも良いなら、かなりフレキシブルに動けるようになる。
スケジュールを最適化できるようになり、より生産性が向上するんじゃないかなと。
直接集まるメリットもある
しかし、だからといってなんでもリモートだ〜!にならなくてもいいと思う。
僕が昔働いていた会社は2、3ヶ月に1回東京にある本社に同期が全員集まって、報告会のようなものをやっていました。
直接会うメリットは「空気感を感じられたり、熱量が感じられる」こと。
例えば社長が我が社の方向性をこうしていくんだ!!って熱く語ったら、その熱はパソコンの画面越しよりもやっぱり実際に目の前にして、生の声を聞いたほうが伝わりやすい。
そう言った意味で、100%全てオンラインにせずに、簡単に数字やデータの情報交換ならオンライン、直接熱を伝える必要があるならオフラインのように使い分けてもいいのかなって思います。
後、自分もオンライン会議を経験して感じるのは、一人が喋る後は全員聞き手になる空気。
一緒の空間にいれば、そこで共有している「空気」を読むこともできるけど、オンラインだと難しい。
で、同時に話始めちゃって、お互いに黙って、譲り合って、とか。
僕らの会社はかなりフラットで、誰かが発言していても、自分に必要ない部分であれば聞かずに隣の人間と必要な話をしちゃってもOK。
だけど、オンラインだとそういった自由度が全くなかったり。
ということで、オンラインを利用すれば時間やお金の有効活用ができる反面、熱や自由度が失われる面もある。
適切なオンライン活用が浸透して社会が最適化すればいい
もちろん、人って放っておくと怠惰な方向に流れる生き物だと僕は思っているから、そういった意味で、監督が必要だったり、自ら人がいる場で働きたいっていう人もいると思う。「現場」があってオンラインを活用できないような業種業界ももちろんある。
ただ、オンラインで良いものはオンラインを活用し、オフラインが必要な箇所は今まで通りの活動でいく。これだけでも変わると思う。
例えば、会社で必要な計算をするときに、電卓とかエクセル利用するのは当たり前ですよね。
こんな時代にわざわざ紙とペンを用意して筆算する人はいない。
テクノロジーの有効活用は当たり前のこと。
だけど、ここまでネットが浸透しているにも関わらずオンラインというテクノロジーがまだまだ有効活用されていないようにも思う。
というか、みんなそれは感じているけど、結局誰も「日本の企業が変わる」とは思えなくて発言しないまま、従来のやり方に従っている、というのが正しいのかな?
僕もそうです。笑
例えばこれもよく言われるけど、日本の「判子文化」についてもかなり疑問がある。
あれって、結局誰が押しても、、、一緒じゃん?とか思ってしまう。
時たま必要なときに判子を持っていなかったら、シャチハタで大丈夫な書類であれば100均で買ったのでポンと押しちゃう時も、、。
ならもう判子じゃなくてサインでもよくない?
サインでいいなら、今の時代PDFに直接デバイスで書き込んだものでよくない?
ならもう紙印刷して回す必要もなくない?
ってよく思う。一回上の人にも言ってみたけど、笑われただけで終わってしまった。
どこか、「日本は変わらない」と思ってしまって、従来のやり方に従ってしまう自分がいる。
他にも経費は現金支払いじゃないといけないよとか、権利が移譲されているようでされていなかったり、不要に紙いすぎだったり、郵送手段安い方法があるのに高い方法を採用していたり、なんか色々ある。
フォールエコノミーというのだっけ?(検索しても出てこなかった)
他にもっと良い方法があるのに、従来のやり方に固執して無駄にお金や時間、労力をかけてしまっていること。日本は多いですよね。
そろそろ、テクノロジーを有効活用して、不要なルールややり方は排除して、有効に最適に働き方を変えていかないと、どんどん遅れてしまいそう。
リモートや在宅ワークがOKになれば、例えば小さな子供がいる人でも家で働ける。
サラリーマンの出勤人数が減れば、満員電車がなくなるかもしれない。
駅で人にぶつかる日々を避けるだけでも、人生にストレスが減るかもしれない。
ましてや都会に住むことをやめて、一定数が地方に移るかもしれない。
地方創生にもなる。
人の無駄な移動がなくなれば、回り回って温暖化対策に貢献するかもしれない。
今、都会がパンクしているように思うんですよね。
世界中旅した経験からして、東京に3年住んだ経験からして、東京ってやっぱりちょっとおかしいって感じることがある。
だから、もう少しテクノロジーを利用して、最適化された社会になれば、もっと皆が生きやすくなるんじゃないかなって。
で、みんなが生きやすくなるんだったら、変化も受け入れていかないいけないんじゃないかなって感じたよ。
って話でした!