こんにちは!トモです。
物に絶対的な価値はない。
最近よくそう思います。
もちろん、日々使う、食べる、サービス、全ての物にお金を払っている訳で、そこには「価格」という尺度は存在している。
でも、それが絶対的なそのモノ(物やサービス)の「価値」を表すかというとそうではないと思う。
価値は人それぞれ違う
例えば、女性用のブランド物の香水。
女性にとっては価値があるかもしれないけど、男性にとっては全く価値がない。
他にも、足が25センチの人にとっては、3万円するドクターマーチンの靴でも、それが28センチのものであれば別に欲しくもない。
お金だってそうだと思う。
一見お金はいくらあっても価値があるように思われがちだけど、では赤ちゃんにとってそれは当てはまるか。
赤ちゃんに100万円渡しても口に入れようとして終わるだけ。
赤ちゃんにとっては100万円というお金も「無価値」になる。
こうして考えてみると、価値があるかないかは、その人が必要としているか、利用でるかできないかによってくる。
結局は、人それぞれがそのモノ(物やサービス)に対してどれだけの価値を見出すかで価値は変わってくる。
価値は常識と一緒で変化しやすい
誰かにとっては非常に価値あるものでも、誰かにとってはなんの価値も生み出せない。
価値とは、時代、場所、環境でコロッと変わるものなのだ。
例えば昔、刀が非常に有用な戦争の道具として扱われていた時代がある。
その当時、刀には価値があったと言える。
が、銃が生まれたことで、戦争の戦略がガラっと変わってしまった。
そうなると、今度は銃に新しい価値が生まれた。そして刀には前ほどの価値はなくなってしまった。
お金も価値を失いつつある
今起きているのは、お金そのものの価値が消えつつあるという時代。
もちろん、大昔、物と物を物々交換していた時代にとって、お金とは非常に非常に便利な道具になった。
保存がきくし、簡単に持ち運べるし、価値の尺度を公平に測れたし。
では、そんなに便利なものであるお金の価値が薄れてきているというのはどういうことかというと。
電子マネーという新しい価値がこの世に生まれたから。
あれだけ便利に見えたお金も電子マネーと比較すると、その価値は衰えて見える。
例えば、お金は実体のある物なので失くす可能性がある。
が、電子マネーは実体がないので、失くすことはない。
レジでのお会計の時にお金でお会計をしようとすると、財布を出す、お金を数える、お金を出す、お釣りをもらう、お釣りを財布にしまう、財布をバックにしまう。という長い工程をふむ必要がある。
が、電子マネーであれば、「ピ」の一瞬で全て終わってしまう。
また、お金の移動がとても楽にできる。海外送金であっても非常に少額の手数料でできてしまう。
他にも、とりあげるとお金にないメリットが電子マネーには大いにある。
多分、もう近い将来「お金」の存在は消えないとしても「貨幣」自体の存在は消えていくかもしれない。
最後は自分の価値を信じるだけ
結局何が言いたいかというと。
価値なんてものは自分と他人で全く捉え方が違うのだから、自分の信念に従えば良いのだと思う。
学生が企業を選ぶ時も、人それぞれ大切にしたいポイントはあるだろうけど。
それでも、世間体を気にして会社を選んでいる人が多いように思う。
なんなら、「会社に入ること」自体に価値があると思って、自分がやりたいことを放棄している人もよく見かける。
でも価値があると思って入った会社が潰れることだって大いにありえるのだし、自分がクビになってしまうこともありえる。
会社はうまくいっていても、人生は仕事だけが全てではないので、人生の他の面でうまくいかないこともある。
そうなった時、初めは価値があると思って選んだ選択肢が最終的に自分に価値がなくなることは大いにあることで。
価値とは先ほども書いたように、時代や場所で常に変化し続けるもの。
だから世間が作り上げた「価値」を信じるのではなくて、自分の信念に基づいた「価値」を信じて選択して行動していけばいいのではないか。
最後はその方が一番納得した人生を歩めるような気がする。
って話でした!