一度きりの人生、少しくらいわがままに生きてもいい

夢・目標

こんにちは!トモです。

このブログは主に、人生の黄金時間に当たる大学生活を送られている方に向けて、自分自身が大学生の時に知っていたら嬉しかったな的な知識を発信しています。

3年半バックパッカーで世界を旅した経験と今まで3千冊以上の本を読んで学んだことをベースに記事を書いています。

ここ数年くらいずっと考えている事。

それは、人生は一度きりということ。

人生一度なんだから、って言葉はよく耳にしますよね。でも、いざ重要な場面になると、安牌(安全な道)をとりだすのが人の性。リスクはできるだけ避けたいし、窮地に陥りたくない。人並みな生活は続けたいし、貧乏はしたくない。

人は重要な何かの選択肢に迫られた時に、結局はそんな風に考えてしまい、冒険できずに安全な道で安定した生活を選ぶんだと思う。

昔、何かの本にこう書いてあった。

「人生で何か選択肢を迫られた時、何も考えずに自分がワクワクする道を選べばいい」

この言葉を見た時、当時社会人だった僕は正直こう思った。

「その道を選んで成功したから言えるんだろう。やった後に言うのはコロンブスの卵と一緒。やる前に本当にそんなこと言えたのかな?」

でも、実際に自分が社会人を辞めて、世界一周の旅に出てから帰ってきた時、ようやくこの言葉の意味が理解できた。みんな、自分の人生を日々模索して生きていると思う。その時に、この問いかけが一つの助けになるような気がする。

「一度きりの人生で、一体自分は何をやりきりたいのか」

過去多くの偉人達は人生の有限性に気づいて、時間の重要性を認識して生きていたように思います。今日はそんな彼らの言葉をいくつかとりあげて、一度きりの人生、少しわがままなくらいに生きようよって内容になっています。

人生は一度きり」に関する名言

菜根譚より

まずは僕の大好きな『菜根譚』からの抜粋をどうぞ。

人生は只百年のみ

人生は一度きり。しかも、わずかに百年。

この貴重な日々をどのようにして過ごしていけば良いのか。

この世に生まれてきたことを幸いと思い、その命あることの楽しみを十分に味わうべきである。

日々の暮らしに、人は一喜一憂しながら生きていく。

しかし、そもそもこの世に生まれてこなかったとしたら、そうした憂いや喜びも得られない。

日々の暮らしがあること自体、大いなる楽しみなのである。

だが、人生の時間は思いの外短い。

だからそのせっかくの命を空しく過ごしてしまうのではないかと、常に心配することも重要である。

そうすれば、充実した一生を送ることができるであろう。

 

出典:菜根譚ー中国の処世訓(中公新書)

人生が一度きりであること。それがたったの100年しかないこと。

この世に生まれなかったら楽しいことも苦しいこともそもそも味わえなかったこと。短い人生だからこそそのことを忘れてはいけないこと。そうすれば日々を大切に生きられること。

この抜粋した文章だけで色々と大切なことが含まれているので、よく読み返します。

有名なスティーブ・ジョブズの名言

僕のブログでも何度も取り上げているスティーブ・ジョブズのスピーチ。

あなた方の時間は限られています。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。

ドグマにとらわれてはいけない。

それは他人の考えに従って生きることと同じです。

他人の考えに溺れるあまり、あなたの方の内なる声がかき消されないように。

そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。

あなた方の心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはず。

他のことは二の次で構わないのです。

 

2005年 スタンフォード大学卒業式でのスティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ

特に日本人は他人の目、世間体を気にする性質があるように思います。子供の時から「これが正解の生き方」を周囲に押し付けられ、洗脳されて育つ。そうして、他の選択肢は無いかのように、教え込まれた、型にはまった生き方を生きようとする。

でもそれは、周囲があなたに期待する生き方であって、自分が期待する人生ではない。

他人にどうこう言われても、彼らには彼らの人生があって、自分には自分の人生がある。彼らが自分の人生に口出しするのは、他人の財布に入っている1万円の使い方に口出しするのと同じ。使い方は自分で決める。(生き方は自分で決める)

最後に、自分の選択で起きた責任を自分でとるのであれば、どんな生き方をしてもいいのだと思う。

※こちらのYoutubeから実際のスピーチが聞けます。

『修身教授録』を著した森信三さんの言葉

人生二度なし

「一度きりの人生」という言い方よりも、「二度と無い」と断言したこの言葉の方が深く刺さるようにも思います。

人生に訪れる死というものは例外なく万人に平等に与えられる。あと50年もすれば、なくなるこの命、取り返し得ないこの事実をはっきりと受け止めて生きているかと、森さんは20代の学生さんに説いています。

僕も大学生の頃は、人生の時間が無限にあるように感じ、本当に放蕩生活を送っていたように思います。今その時のことを嘆いても、後悔しても戻ってくるものでは無いので、あの時の過ちを反省として、これからの残された人生の時間を自分の思うように生きることが大切だと今は感じています。

 

 

一度きりの人生をどう生きるべきか

人生の時間が限られていることを認識したなら、次に問題になるのがその貴重な人生をどう生きるべきか

上でも過去の先人達が述べているように、自分にとって意義ある生き方にするべきだと言っています。まあ、何をもってして自分にとって意義ある人生になるのかは、その人次第かな。

僕の場合、選択に迫られた時、「幸せになると思うのはどっちか」「後悔しないと思うのはどっちか」と自分に問いかけて、出た答えに従うようにしています。もちろん後悔は先に立たないので、後で選択を誤ったかもしれないと思うこともあるのだけど。

でも、人間って隣の芝生は青く見えるものだし。

2つの選択肢を同時に実証実験することは不可能なので、もう一方の選択肢が正解だったか間違いだったかは絶対にわからないもの。

だから、幸せになると「思う」、後悔しないと「思う」方を選ぶ。その時に、周りの意見とか、世間体とか、常識とかはできるだけ判断材料から抜いて、自分の心の声を聞くようにしています。

 

一度きりの人生、少しくらいわがままに生きてもいい

時に僕の選択は周りから見たらわがままに見えていると思う。そう思うのは、僕が「したくないことはしない」って選択が多いから。しかも特に人間関係において。笑

喋りたく無い人とは喋らない。

関わりたく無い人とは関わらない。

行きたく無い飲み会には行かない。

遊びたく無い時は遊ばない。

予定は決めない、約束しない。

和をもって貴しとする日本人からしたら、この協調性のなさは完全にアウトですよね。それは百も承知。

僕も昔は、付き合いを大切にしていた時期もあります。でも、お酒飲んだ次の日は潰れるし。やりたいことできないし。聞きたく無い噂話とか愚痴とか永遠に聞かないといけないし。強制的に飲まされたり。自分にとってポジティブなことってそんなになくて、ほとんどがネガティブだってことに気づいて。

人生一度しか無いのに、我慢ってそれほど大切なのかなって思ったことがあって。もちろん、我慢できなくて人殴るとか、衝動買いして借金するとかはダメ。そういった部分での自制心は必要だから、そういう我慢は人生において必要。

でも、人生で一番大事にしなければいけないのは自分なのに、我慢してストレス溜めてまで行きたく無い飲み会に参加して、大事な自分を痛めつけるのって、矛盾して無いかなって僕は考えます。だから、それ以来自分がフィーリング合わないものは行かないって決めた。

人間、万人と仲良くなれる人っていないと思う。もしいたとしたらそれってただの八方美人なんじゃないかな。

世の中、合わない人はいて当然。そこでファイトするくらいなら、距離を置いた方がお互い平和というのが僕の考えです。それに100年経ったら今この世に生きてる人は全員死んでるんだって考えたら、ちょっとぐらい我がままに生きたって問題ないんじゃないかな。

わがままというか、自分の心に素直に。笑

まとめ

人生は一度きりだから意義あることに時間を使う。

少しくらい我がままな生き方をしてもいい。

でも、責任は全て自分でとる覚悟で。

って話でした!

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