物質的幸福はなぜ生まれたのか

人生論

こんにちは!トモです。

今日のテーマは、物質的幸福について。

今はミニマリズムが台頭してきて、物質的豊かさから精神的豊かさにシフトしていってるようですが。

まだまだマキシマリストも多ければ、物に依存している人は多いと思います。

なぜなんだろうと考えました。

物質的幸福の概念はアメリカがもたらした?

よく言われるのが、日本に物質的幸福神話を持ち込んだのはアメリカだなんて言われますよね。

日本の精神には仏教や神道、儒教が浸透していて、どちらかというと質素倹約に慎ましく生きていたのが日本人のような気がします。

しかし、明治維新から近代化を果たした日本へアメリカや西欧の精神がどっと流れ込んだ。

特にアメリカは双子の赤字を抱えてもなお、世界中と貿易をして物を買いまくってる。
※アメリカが世界中で買いまくってくれるから世界経済が伸びている、支えられているという考えもあるので、一概にそれが悪いというわけではないですが。

また、アメリカはカード社会と言われるように、国民は今お金がなくても将来のお金を利用して物を買う、毎月請求書払いに追われる、それがアメリカの姿。とにかく物を買う。

この文化が日本に流れ込んで、物を買うことこそ裕福の証であり、幸福になるんだという思想?が浸透してしまったと考えられている。

実際に物質的幸福の時代はあった

ただ、僕は物質的幸福という考え方が全く間違っている、間違っていたという事ではないと思います。

実際に物質的幸福の時代があって、その時代が終わりを告げて今は新しい時代に思想がシフトしているだけ、なのだと。

戦後、日本は焼け野原になった。

みんなが一律に持たざる者だった。そこから日本はスタートしています。

そして、アメリカが介入して日本のいろんな意味での再建を図った。

当時アメリカは日本人を東洋の猿くらいにしか考えていなかったので、アメリカの最先端の技術など、今では巨額の資金を出しても絶対に公開してくれないような企業秘密をバンバン日本に提供してくれたそうです。

そして、従来より1を10にするのが得意な日本のロジカルシンキングがそこにマッチして、日本はアメリカから得た知識に改良を加えてさらに良いものを作るようになった。

また、日本人は器用で基準が高いという性質を持っている。
※なぜ日本が器用なのかというと、古来より魚食文化の日本では、魚を食べる時に骨を避けないといけないのでお箸の先端が細いものを使うようになり、細いお箸を日常的に使っているため手先が器用、という説があります。

この論理的、器用さ、基準の高さが合間って、加工貿易で一気に経済が躍進しました。

そして当時、世界的にもどんどん技術が進歩していき、冷蔵庫やクーラー、テレビといった生活が便利になるものがどんどん開発されていた。

日本人は経済躍進によってそれらを作る事、買うことができるようになった。

今まではうちわや扇風機を使っていたのが、ボタン一つで部屋が涼しくなるクーラーを手に入れるようになった。

この時代は実際に物が生活を、人生を便利にしてくれる時代だった。

だから、物を買うこと、買えることは人生に利便性をもたらし、それは今までの生活よりも良い生活を与えてくれたので、物を所有することは豊かさの証であったし、幸福を得られる行為だった

実際に物質的幸福の時代はあったのです。

成熟国家の行く末

日本は十分に高度経済成長を果たして、成熟国家になれた。

そしてバブルが起きて、弾け、今は失われた30年を彷徨っている。

デフレデフレと言われてますが、デフレで人がものを買わないのではないと思っています。

デフレが理由なのではなく、成熟国家になった日本は日本中余す所なく豊かになった。

豊かとは物が満たされた状態。むしろ物余りの時代に突入したことで、もうこれ以上コモディティ商品を手にする必要がなくなった。

なのでシャツが例えば1500円で売られているからって買い求めるみたいなことはもう起きない。なぜならすでに十分持っているからであり、もう一つの理由はいつでもその値段で買うことができるから。

僕達はバブルを経験してこそないですが、でも生まれた時からテレビやクーラー、冷蔵庫がある世界が当たり前で育ってきたので、そのありがたみがなかなか実感できない。

すると、それらがなかった時代の人が手にした喜びや幸福感を味わうことができないので(なんとも贅沢な話ですが)、僕達は僕達で別の「幸福」を探さなければならない。

そこで、見渡せば物が有り余っている。これが実は不要なんじゃないか?と気づき始めた人が断捨離を行なって、少ない物で好きなものだけに囲まれた方が幸せだってことに気づき、そうしてミニマリズムというものが生まれてきたのだと思います。

じゃあなぜアメリカがそうならないのかというと、一部ではそうなりつつあるのだと思います。

それが、こんまりさんが向こうで流行っている証ですね。

ただ、アメリカは日本よりももっとひどい経済格差があって、まだまだ満たされていない人が大勢いるので、そういうマインドに向かってないのだと思います。

日本は一億総中流と呼ばれるように、日本でも格差はあれど、ボトムの位置が世界と比べて高いとも言われてますよね。

なので、世界基準で見たらやっぱり日本は全体的に豊かな位置にあると思います。

なので、日本は日本全体でミニマリズムがメジャーになりつつあり、マキシマリストがマイノリティになりつつあるのかなって、僕はそう思います。

じゃあ、僕達よりも若い世代。デジタルネイティブ世代が20代、30代になった時、彼らは何に幸福や豊かさを感じるのだろう。その時、時代はどうなっているんだろうって想像すると楽しみですね。

って話でした!