なぜ自己肯定感が必要なのかを考えた

人生論

こんにちは!トモローです。

最近よく本のタイトルに「自己肯定感」という言葉を見かけるようになりました。

今日はそのことについて書きたいと思います。

まず初めに自己肯定感とは何か

自己肯定感とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。

出典:実用日本語表現辞典

高いセルフイメージを持つこと。自分に自信を持つことと言い換えれるのかなって思います。

僕もどちらかというと自己肯定感を持つことは大事だと考えています。

というよりも、否定的なエネルギーはこの世にあまり必要ないと思っています。

もちろん、不安とか心配も人が生きていく上で必要な要素です。

そうでなければ、長い人生を何も計画せずにその時々好きな事をやって過ごしていては将来に繋がらない。そのためには将来に対する不安とか心配も少しはあった方が良い。

でも、自己に対して焦点を当てると、自己否定を多く持ってしまう・恒常的に持ってしまうことは、人生において本来ある自分の力を全力で発揮できなくなってしまうので、自己否定感を持つ必要はないと思っています。

なぜ、自己肯定感が必要なのか

何かを成し遂げるためには自己肯定があった方がいい

もし、何か夢や目標があった時、自分がそれを達成できると思っている人と、自分にはそれが達成できないと思っている人、どちらが達成できると思いますか?

自分のこと、達成する未来を信じられない人というのは、どこか自分の能力、才能、今までやってきたことなどを疑っているのです。

できるできないは別にして、頭でできると考えることは自由です。

それこそが自己肯定感なのだと思います。

脳は否定してしまった時点で思考停止してしまう

脳はネガティブな感情になると、その時点でそこから何か発展させるように物事を考えることを辞めてしまうそうです。

できないと考えた瞬間に脳は全ての思考を停止させる。

そうして、本当にできなくなってしまう。

だから、ここでもできるできないに関わらず、頭ではできる・正しいと考えるようにしておくことが大切。

できる・正しいと脳が考えていれば、脳はその先どうやって問題を解決しようか思考を巡らします。

脳を思考停止させないためにも、やはり自己肯定を持っておくべきなのだと思います。

自信は成功を導く

自己肯定感の無い人というのは、自分に自信がない人。

もし仕事場で何かの仕事を振らなければならない時、やる気満々の自己肯定タイプとどうせダメだの自己否定タイプの人がいたとき、二人が同じ能力であった場合どちらに仕事を振りますか?

ほとんどの人が自己肯定タイプの人に仕事を振ると思います。

なぜなら、「この人ならやってくれるだろう」と思われているからです。

そうして自己肯定タイプは他の人よりも信頼されて、多くの仕事が回ってきて、そこで着実に結果を出していけばさらに信頼を得る。

こういった好循環に入るのも全ては自分を信じているところから始まっているのです。ここに能力や才能は関係ありません。

多分、よくオーラがある人とか言ったりしますが、このオーラとはその人がどれだけ自己肯定感をもっているか、自分に自信を持っているかの現れなのかなって思います。

やってはいけない自己肯定もある

ここが一番重要だと思います。やってはいけない自己肯定とは何か。

それは何でもかんでも自分が正しいと考えてしまうこと。これは間違いだと思います。

例えば、人との付き合い方にしても、人間というのは千差万別です。

自分が他人と仲良くなる時の癖が冗談を言うことだったとします。

AさんとBさんという後輩がいたとして、自分は彼らと仲良くなりたいために冗談を言って親近感を持とうとする。

Aさんは冗談を言ってくれる先輩であるあなたに親近感、好感度を持つかもしれません。

しかしBさんは生真面目な性格なので、冗談が冗談なのか本気なのかわかりません。そうして今回は冗談だったのか、今回は本気だったのかとあなたの言葉に一々過大な反応をしてしまうことに少しストレスを感じてしまい、あなたとあまり接したくなくなるかもしれません。

この時に、自分の考えが正しいのだという自己肯定を持ってしまうと、こんな方程式を自分の中で作り上げてしまいます。

人々は冗談が好きだAさんは冗談をよく言ってくれる自分に好感を持ってくれるBさんは冗談があまり通じないそれでは社会じゃやっていけない彼は間違えている

自己肯定感を持ちすぎると、全て自分中心の考え方になってしまうことがあります。

しかし、Bさんが間違えていると考えている自分が本当は間違えているという可能性もあるのです。

そういったことが見えてしまいにくくなることもあるので、できるだけ出来事は客観的に見て考えられるようにならなければなりません

このやってはいけない自己肯定さえ注意しておけば、自己肯定感は持っているに越したことはありません。

自己肯定感を多く持つことは、自分で自分を信じられる人になれます。

自分を信じられるということは、何事にも積極的に挑戦できる体質になります。

そうして積極的に行動することが結果的に自分の目標や夢に近づく行動になるのだと思います。

自分を信じて積極的に行動している人というのは、オーラを纏い他人の目には魅力的に映るものです。

応援したくなるのも仕事を頼みたくなるのも、全てはオーラの強い、大きい、自己肯定感を持っている人。

そうしていろんなチャンスを引き寄せることができます。

積極的に行動し、多くのチャンスを引き寄せるためにも、自己肯定を持つことから始める必要があります。

どうすれば自己肯定感を持つことができるのか

小さな成功を重ねる

ここで重要なのは、自分に自信が持てることならなんでもよいということ。

自分自身の経験上、自信というものは、1つのカテゴリーに制約されるものではないと思っています。

例えば、僕は昔体育の成績が抜群に良くて高校生の頃に学年1位をとりました。

その経験が今でも「自分は運動神経が良い」という自信になっています。

この自信が何に繋がるのか。

例えば新しいスポーツを始める時に「自分は運動神経が良い」という自信が呼び起こされ、どんなスポーツにも積極的に挑戦するようになり、大人になってからサーフィンやボルタリングなど様々なスポーツに出会えて、人生が豊かになりました。

僕は高校の体育で1位を取っただけですが、僕が得た自信は「高校の体育」という限定されたものではなく、「スポーツ全般」に持てるような自信になりました。

だからどんなことでもいいんだと思います。自分が誇りをもってやり遂げたこと、そういった小さな成功を積み重ねることで、大きな自信になり、自分の自己肯定感に繋がるのだと思います。

失敗は成長の過程に過ぎないと考える

自己肯定を持てない原因に過去に何か失敗したことが大きく響いていることがあったりします。

しかし、失敗とは何なのか。よく考えてみてください。何か失敗とはやってはいけないことのように思われていますが、失敗とは法律で犯してはいけない過ちなどと定められていますか

失敗はしていいんです

何も失敗しない人生など起こりえないし、たとえあったとしてもそれは何も挑戦しなかった人生でしかありません。

挑戦したら失敗はつきものです。重要なのは人は失敗からしか学ぶことができないということ。

テストを受けた時、自分が間違った箇所を気にしますよね。何が間違えたのか、何がいけなかったのか考えます。

自分が正解した箇所を気にする人はいません。

何かに挑戦して失敗することで初めて、自分の何がいけないのか、どうしたら改善できるのかを考えてまた挑戦できるのです。

1度失敗したことで「犯してはいけない過ちを犯した」かのように挑戦することを辞めてしまうとそこで成長は止まり、自己肯定感も持てなくなります。

そんな人はまず、失敗という言葉の定義を自分の中で変える必要があります。

そして、失敗はただの学びであると捉えられれば、そこから学び、改善をして成功を生みます。成長することができます。

すると、その成功や成長が自分の自己肯定感に繋がるのだと思います。

自己肯定感を持つ流れ

  • 失敗はしてもよいと考えるところから始める。
  • 失敗を恐れずに何事にも挑戦する。
  • 色んな事に挑戦するうちに自分の弱みや強みがわかってくる。
  • そして自分の強みに特化して挑戦することで、小さな成功をする。
  • 小さな成功を積み重ねることで自信が持てる。
  • そうしてできた自信は小さなカテゴリーではなく、大きなカテゴリーに働く。
  • 自分の自信が大きなカテゴリーに働くことによってさらに挑戦するようになる。
  • 自分に自信を持ち、積極的に行動しているあなたにチャンスが多く訪れるようになる。
  • それらで結果を出すことでさらに自分の成功・成長は加速する。
  • そうやって積み上げていった自信が自己肯定感であり、その人のオーラとして大きな目に見えない魅力になる。

僕はこんな風に思います。

って話でした!

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