スノーボールを転がす

人生論

こんにちは!トモです。

「スノーボール」

直訳すると雪のボール。

これは、世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏が金持ちになった秘訣を明かした時のキーワードになっています。

彼の言葉を、僕なりに超訳してみました。

彼が投資というものを始めたのは10代の時。その時に彼は湿った雪の塊を作った。

そしてそれを誰よりも長い間転がし続けたことで、今があるのだと言っています。

もし、あと10年転がし始めるのが遅ければ、今の位置にはいなかったとも言っています。

彼にとっての湿った雪の塊とは投資の事であり、お金の事を指します。

長い間転がし続けたというのは、お金を長い間投資し続けた、そうして複利の力でお金(雪の塊)を大きくしていった。ということです。

これは雪だるまを作るときのことを思い出せば簡単に想像できます。

雪だるまを作るとき、誰だってまず小さな塊を作りますよね。そして、それをゴロゴロ転がしていって大きくします。

もし誰よりも大きい雪だるまを作りたいと思ったらどうすればよいのか。

それは、誰よりも長い時間をかけて雪の塊を転がすことです。

そうすれば、誰よりも大きな雪だるまを作ることができます。

ここで重要なポイントは二つ

  • 核となる湿った雪の塊(スノーボール)を作ること
  • 雪のある道を長い時間転がし続けること

まずは、自分のスノーボールを作る

人生で成功したい、幸せになりたい、何かを成し遂げたいと思うなら、まずはスノーボールを見つけることが重要です。

ここで言うスノーボールとは、自分の好きな事や得意な事、強味、情熱のあることを指します。

これらは人それぞれ違います。しかもかなり細かく分かれる。

例えば、野球が好きと一言で言っても、見るのが好きなのか、やるのがすきなのか、監督するのが好きなのか、教えるのが好きなのか、戦略を練るのが好きなのか、道具を作るのが好きなのか、理論を研究するのが好きなのか、応援するのが好きなのか、野球の歴史が好きなのか、野球選手が好きなのか。

自分が本当に心から情熱が傾けられることを見つけることが重要です。

それも、できるだけ若い時に見つけられれば見つけられる程、これからの人生の時間をその情熱わく何かにかけることができます。

例えば、ソフトバンクの孫さんはある雑誌に載っていた電子基板を見たときに心から感動して涙が出たそうです。そして、そのページの切り抜きをずっと肌身離さず持っていたらしい。

テニスのジョコビッチ選手は6歳の時に、たまたま見ていたテニスのウィンブルドンで1位の選手が表彰台に立っている場面を見たとき、自分がそこに立つべきだと思ったらしい。

孫さんにとってはITが、ジョコビッチ選手にとってはテニスが彼らのスノーボールだったのです。

あなたのスノーボールはなんでしょうか?

誰よりも長く転がし続けること

スノーボールが見つかったら、後は誰よりも長く転がし続けることです。

例えばここに、2人の人(A君、B君)がプロ野球選手になるというスノーボールを見つけたとします。

A君は部活動として野球部に入って野球をやるだけ。

B君は朝早く起きてランニングを行い、体重の事を考えて栄養のある食事を心がけ、お菓子などは食べない。部活動の後もグランドに残って素振りの練習をする。身体を動かすだけではなく、家や登下校の電車の中では野球の理論やルールを学び、常に野球の事を考えた生活をしている。

どちらが早く成長するか、間違いなくB君だと思います。(もちろん個人の才能や能力も関係してきますが)

スノーボールが見つかったからと言って単純に長い期間やればいいというわけではありません

その内容や質も重要になってきます。

要は雪が全くない場所を長い時間転がしててもスノーボールが大きくなるどころか、コンクリートと擦れてどんどん雪が落ちてしまうかもしれない。

フカフカの雪がたくさんある場所なら、転がせば転がすほど大きくなる。

時間も大切ですが、環境も大切。

人生の核になるスノーボールを見つけること、そして転がし続けること。

これがあなたが誰よりも遠くへ行ける唯一の方法だと思います。

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まとめ

自分の好きな事を人生の早い段階でみつけること

自分の人生の大半の時間をその事に費やすこと(大きく成長する)

それが他人や社会に貢献できる。彼らに喜ばれることによって自分もやりがいと幸せを感じることができるなら尚いい。

人生はこれに尽きるのではないでしょうか。

さすが、世界一の投資家になるだけあって、人生において重要な事をとてもシンプルに表していると思います。

って話でした!

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