こんにちは!トモです。
このブログは主に、人生の黄金時間に当たる大学生活を送られている方に向けて、自分自身が大学生の時に知っていたら嬉しかったな的な知識を発信しています。
3年半バックパッカーで世界を旅した経験と今まで3千冊以上の本を読んで学んだことをベースに記事を書いています。
今日は計画の立て方について書きたいと思います。
皆さん。期末試験やTOEICなどの資格試験、スポーツをやっている人は大会へ向けた練習などで計画を綿密に立てたのに、気づいたら全くうまくいかなかったって経験ないですか?
もしかしたら、今まで全く計画通りにいった試しがない人もいるかもしれません。
計画通りに勉強したけど、それでも試験に落ちてしまったというなら計画を見直す必要があるけど。今日書きたいのは計画通りに物事が進まずに、なぜ途中で投げ出してしまうのかについて。
計画が計画通りに進まないたった一つのシンプルな理由が実はある。
それは、立てた計画が理想の計画だということ。
え?ゴールに向けた理想の計画って完璧じゃん?と、思いますよね。それが完璧ではないのです。理想の計画とは言い換えると、この計画通りにうまくいけば目標達成できるという計画。そう、夢のような計画なので、まさに夢で終わってしまう計画なのです。笑
それでは、どういった計画づくりが必要なのか。
それは、現実的な計画。
そもそも人生なんて、全てうまくいくようにはできていません。生まれてこのかたなんでも全てうまくいっている人っていますか?いませんよね。全てうまくいく人生なんてつまらない。
映画でも小説でも主人公がなんの挫折もなく思い通りに物語が進む話を読んでおもしろいかな?主人公が窮地に陥り、裏切りにあう。そういったピンチを乗り越えるところにスリルがあったり、勇気をもらえたりするのだと思う。
あなたの理想の計画はそういった挫折や困難などの、うまくいかない場合を加味していないのです。
1冊100ページの教材を買ってきて、毎日5ページずつやれば20日で終わらせることができるぞ!なんて計画をたてたことが誰しもあると思います。
最初はうまくいっても、1日に3ページしか進まない日があったり、体調を崩してしまいそもそも勉強できなかったり、難問にぶつかってそれを理解するのに数日費やしたり、毎日同じことをやっていると途中でモチベーションが保てなくなったり。そうしてどんどん計画通りにゆかなくなってしまいます。
そうして最終的に嫌になって投げ出してしまうのです。
投げ出すだけならまだいいんです。それ以上に厄介なのは、ネガティブな感情。投げ出してしまった自分に対して「自分はやり遂げられなかった」という負の感情を持つようになる。すると、次こそはとまた理想の計画を立てて、また挫折する。数回繰り返しているうちに、自分は何もできないんだとか、才能がないとか、落ちこぼれというレッテルを貼って、それが結果に影響を及ぼします。
今日からそんな無謀な計画を立てるのをやめましょう。
勉強やスポーツ事業いろんな計画がありあすが、ここではわかりやすいように、英語の勉強を例にどうやって計画をたてるのがベストか説明します。
ここまで読んで、そもそもお前だれやねんって思われた方もいるかもしれません。笑
自分がなんの実績も残していなくて「計画の立て方教えますよ」って、、信用できないですよね。
一応、僕は過去にこんな計画を立てて実際に実現してきました。
- 3年半の世界一周バックパッカー旅
- ↑それを電子書籍にして出版(1冊10万文字以上を6冊)
- TOEIC800点
- ダイエット15キロ減
- 仕事でマネジャーのポジションにつく
- スポーツでJOC(全国オリンピックカップ)2位
目標を立てて実行する力はある程度あると思っています。この記事の信憑性をご理解いただければと思います。
現実的な計画をたてる
現実的な計画を立てるときに注意すること。
※以前書いた目標設定は「きはじ」の法則という記事にも上手な目標設定の仕方をまとめています。少し内容がかぶる部分もあります。
- ゴールと自分の立ち位置
- 時間
- モチベーション
- アクシデント
- 休む
ゴールと自分の立ち位置
理想の計画になりがちなのが、自分の立ち位置を知っていないことです。
自分の立ち位置とは、ゴールに対して実際に自分はどこに立てているのかということです。
例えば、TOEICで750点を目指すとしましょう。
ここで、前回受けたテストが650点だった人と、280点だった人で、同じ計画を立ててよいと思いますか?当然勉強すべき内容は両者で変わって来ますよね。
立ち位置が違うからです。
それなのに、たいていの人はいきなり自分のレベルとかけ離れた750点を取りに行く計画を立ててしまいます。自分に知識や経験が伴っていないので、早々に挫折してしまいます。
まずはゴールを定めたら、次は自分の立ち位置を自覚することです。そして、自分の立ち位置からゴールまでどのように無理なくステップアップするかを考える必要があります。
ちなみに僕は、上の例の場合、前回650点だった人が750点の目標を設定するのは賛成ですが、280点の人が設定するのは反対です。
まず、例えば400点とか自分が信じられる点数を目標に設定すべきだと思います。
自分でも信じられない点数を設定してしまうと、やはりそれは理想の目標になっちゃう。頭のどこかで「ムリムリ」って考えてる。それで無理になる。
だから、最終的な理想は750としつつも、自分が信じられる範囲の目標を設定する。そして、400点を達成したら次は550点のように徐々に。
そうやってステップを踏むことで自分に自信がついて、最終的に750点取れる自分を信じられるようになる。このステップが必要だと思います。
時間
学校に通っている人、仕事をしている人、子育て中の人、いろんな立場の人がいると思います。
自分の毎日毎週のルーティンを把握して、空いた時間を使ってどのように勉強をするか計画します。この時に、いつもの習慣にないような無謀な計画をたてると失敗しやすいです。
今まで7時に起きていた人が5時起きにすれば2時間を作るのは簡単です。そこで勉強しようとしても、最初の数日は良いかもしれません、が、慣れていなかったり、眠たかったりして、だんだん、元の自分に戻ろうとしてしまいます。
ゆっくりと理想に近くように現実的な続けられる計画を立てることのほうが、急がば回れではないですけど、最終的には早く遠くまで到達できるのだと思います。
モチベーション
モチベーションは何においても重要だと思います。やる気の起きないことを続けられる人は相当の達人です。
もともと、その計画を立てるということは、やる気があるからたてるのだと思いますが、中には会社で必要だからとか、外的要因で仕方なくやらなければいけないこともあると思います。そんな時、なかなかモチベーションて上がりづらいと思います。
僕のモチベーションのあげる方法としていつも使っているのがそれを達成したあとの周りの反応を意識することです。
例えば、TOEIC800点をとることが会社からだされた条件なら、TOEIC800点を取って昇格し、給料も上がって、家族が喜んでいる姿を想像するのです。それなら取ろう!って元気が湧いて来ませんか?
自分だけでなく、未来も周りも巻き込んで、自分のモチベーションにしてしまえばいいのです。
アクシデント
人生何が起きるかわかる人なんていません。急に用事が入ったり、体調を崩したり、計画が方向転換したり。
僕が計画を立てる時に注意しているのがキツキツの予定にしせずに余裕をもつことです。計画をキツキツにしてしまうと、ミスが許されなくなります。少しのミスが、全体に影響を与えてしまいます。
なので、少し空白を設けたり、進捗のスピードを緩めに計算して計画を立てることで、アクシデントがあっても備えることができます。
休む
これは休憩時間であったり、他のことをして気分転換することです。
どんなにどんなに好きなことでも、ずーっとやってられる人はいないと思います。上であげたアクシデントに備えるのと一緒で、時には息抜きを入れて休ませることも重要だと思います。
上手な息抜きの入れ方として褒美形式にすることがおすすめです。例えば、ここまで進んだら自分のご褒美に日帰り温泉に行くとか、試験に合格したらあの時計を買うとか。
ご褒美があるとやる気もわくし、息抜きにもなるので、無理なくモチベーションを保ちながら、計画を進められるのではないでしょうか。
まとめ
理想的ではなく現実的な計画の立て方のまとめ
- 理想の計画、無謀の計画をたてるのはやめる
- 目標に対して自分の立ち位置を把握する
- 目標は小さくステップアップで
- 習慣を崩さない
- その目標を達成した後の世界をモチベーションにする
- 予定をキツキツにしない(アクシデントは必ず起こる)
- 適度に休む
これまで無謀な計画を立てて挫折していた方は、これまでの計画を見直してみて、少し緩めの実現可能性のある計画を立てて実行するのが良いかもしれません。
って話でした!