旅に出る時、何にお金をかけるべきか

こんにちは!トモです。

なぜここ数日旅の記事をたくさん投稿しているかというと、1つはコロナで皆が海外に出づらくなったこと。少しでも記事を読んで、海外旅行に関するイメージを作ってもらえればということと、もう一つは、僕が初めて世界一周の旅に出たのが2012年の9月8日でした。

これはもはや僕の第二の誕生日くらい忘れられない日付。

そして、それから約8年が経とうとしているので、なんだかとりあえず旅についての記事をあげまくってます。笑

今日の記事は、これから旅に出ようと考えているが何を買えばいいのか悩んでいる人へ向けて書いた記事です。

僕自身も、初めて旅に出る時、何を買いそろえて良いのか全く分からず、人のブログを読んだり、本を読んだり、自分で想像して、必要そうなものを手あたり次第買いそろえました。

本当に手あたり次第。

今思うと、かなり無駄な買い物が多かったです。

実際にやろうと思えば、20リットルのカバン一つだけで世界一周はできます。

それに、世界中どこに行っても自分と同じ”人間”が生活しているわけだから、必要なものは海外でも買いそろえられます。

それも、物価の高い日本から比べれば安価に買うことができる。

だから、まず初めに言っておきたいのは、せっかく旅の為に貯めた資金を無駄な荷物を買い揃えるのに使わないでということ。

では、本当にお金をかける必要があるものは何か。

僕が思うに、本当にお金をかけるべきなのは、靴、カバン、セキュリティ、保険の4つです。

ここからは、それぞれどういったものを選べばよいのかについて書いていきたいと思います。

靴について。僕が初めて旅に出る時に購入したのはマムートのハイカットトレッキングシューズ。

めちゃくちゃ頑丈で、インソールも分厚く、防水、登山靴の中でも最高峰の靴。

値段も3万円超えてました。笑

なんで僕がそんな靴を買ったのかというと、1つは腰を悪くしていたから。

バックパッカーにとって腰痛て致命的ですよね。。なんで、インソールも分厚くて、足腰に負担が来ない靴を選びました。

もう一つの理由は完全にマムートの店員の話術に乗せられたって感じです。

それにしても3万円の靴をポンと買ってしまえるなんて、当時会社を辞めたばかりの僕はだいぶ金を持っていたんですね。

ただ、実はこの靴、旅を始めて3ヶ月くらいで日本に送り返しているんです。

というのも、足腰の負担を抑える為に買った靴なのに、この靴自体がそもそもかなり重かった。

確かに荷物を背負って歩くときの負担はかなり軽減されるのですが、バックパッカーて移動の時以外そんなに荷物を持って歩く機会ってないので、どちらかというと街歩きとか、観光とか少量の荷物で歩くことの方が多いんです。

他にも、ちょっと買い出しに行きたいってときに、わざわざハイソックス履いてトレッキングシューズで街に出るのって、暑い国だと正直しんどい。

結局僕はタイで普通のスニーカーを買いました。マムートのトレッキングシューズは日本で山登りする時にとても重宝しています。

え、じゃあ結局なんでもいいんやん。て話ではありません!

やっぱりよく歩く、歩きまくるバックパッカーにとって靴って本当に大事。

だからこそ、自分が行く国、季節、場所などを想像して本当に合っている靴を選ぶことが重要だと思います。

それと、海外の靴はどうしても外国人サイズで作られているので、日本人には合わないことも多々あります。

やっぱり靴はしっかりしたものを日本で買っていくのがベストだと思います。

しっかりした靴を一つと、ゲストハウス、シャワールーム、簡単な街歩きようにできるビーサンが一つあるととても便利です。

バックパック

これも靴と一緒でバックパッカーの命ですよね。しっかりとした物を日本で買っていきたいものです。

僕はモンベルの70リットルのバックパックを買っていきましたけど、めっちゃ正解だったと思っています。

結局4ヶ月で失うことにはなるのですが。(インドでバックパックを失った話

20Kgくらいの荷物を背負ってましたけど、本当に肩とか腰の負担が少なかったように思う。

モンベルのバックは登山用に設計されているので、重たい荷物を持って歩いても大丈夫なように、負担が軽減されるよう考えて作られています。

それともう一つ重要な点は、日本人の規格に合わせて作られているということ。これ本当に重要。

僕がバックパックを失ってから海外でバックを探してみたとき、全て外国人サイズで作られているので、本当に探すのに苦労しました。

結局イギリスでオスプレイを購入し、いまだにそれを使っているのですが、肩部分のメッシュがとても薄くて、7キロの荷物でも結構重さを感じます。

胸と腰に回すベルトの位置が少し違うかったり、バックは背中にできるだけ引っ付けて背負うのが良いのですが、それすらままなりません。

本当に外国人と日本人で規格が違うんだなって思います。

だから、バックパックは海外メーカーの物にしても日本で買っていくことをお勧めします。(普通はそうか笑)

色んなメーカーがある中でも、モンベルは超良かったです。

ちなみに、レインカバー(バックパックを覆うようにしてかけられる雨避けのカバー)もモンベルは最高です。

約4年間かなり雑に扱っても汚れることはあっても、破れることはありませんでした。マジでコスパ良いです。

セキュリティ

鍵や財布についてです。

財布は良い物を買えと言っているのではありません。むしろ100均の安い財布の方が良いと思います。

安っぽちいのを持っていれば、あいつ金持ってそうにねーなと思われて狙われる事を避けられます。

決して日本で使っていた上等な財布は持っていくのやめましょう。

後は、ズボンの内側に金具で止められる財布、腰巻タイプの財布、腕や足に巻くリストバンドの内側にお金が隠せるものなど、色んな種類のシークレット財布があります。

お金は分散して持つのが一番です。

財布以外にも靴のインソールの中に仕込んだり、カメラの三脚棒の中、水筒の中、Tシャツの内側の隠しポケットの中、ジャケットの隠しポケットの中、首から下げる財布(勿論Tシャツの内側に隠して)なと、色んな隠し方があるので、色んな旅人のブログを参考にして、自分に合った隠し方を見つけてみてください。

あと重要なのは鍵。

信じられないかもですが、空港の預け入れ荷物を勝手に開けて中身を盗られることがあるらしい。

他にも、宿の鍵を使っていたら、ドアを勝手に開けて部屋を物色されたり、荷物に鍵をかけていなくて盗られたり。街中を歩いているときにサブバックの中身をすられたり。

日本で生活していたら考えられないようなことが余裕で起きます。

なので、バックパックやサブバックのチャック同士を止められるような鍵を買いましょう。

宿の鍵は信用せずに、自分で用意した鍵を使いましょう。

荷物をベッドや柱、他の旅友の荷物と固定できるように頑丈なチェーンロックを用意しましょう。(ワイヤーは手軽ですが切られます。)

ありとあらゆるセキュリティにお金をかけることを惜しまないでください。

保険

最後はやっぱり保険。

時たま、高い保険代を抑えるために、保険に入らずに海外に来る人と出会います。

絶対やめた方がいい

海外の治療費って本当に馬鹿になりません!風邪ひとつとっても診察料だけで数万円いきます。

日本でも海外保険適用外の外国人は同じくらいとられます。

他にも海外では様々なアクシデントに見舞われます。

荷物を盗まれたり、大きな病気にかかったり、大けがをしたり。

そんな時、保険を持っていなかったら旅自体詰むどころか、人生詰むかもしれません。

僕は海外でデング熱にかかって日本で入院治療しましたが、15万円かかりました。これが例えばタイだと100万円以上はかかるらしい。

海外保険を持っていなかったがために大きな借金をしてしまい、日本に帰って強制労働が待っているなんて嫌ですよね。

他にも荷物を盗まれて、新たに買いそろえるために旅の資金が大きく減ったり。海外保険に入っていれば携行品被害は30万円まで保証してくれたりします。

僕自身海外保険にとても助けられました。

ここはお金を節約する場所じゃありません。大いに気持ちよくお金を払って保険に入ってください。

それ以外はどうにかなる

以上の4つは日本でお金をかけても買いそろえた方がよいと僕は思っています。

それ以外はどうにかなります

タオルだって靴下だってパンツだってTシャツだって、世界中で売ってます。

カメラも携帯もSIMもSDカードもハードディスクもパソコンも世界中で買えます。

今や情報は全てデータ化される時代だし、クラウド全盛期だし、ネットで調べれば大抵のことは調べられるし、聞きたい音楽はYoutubeで聞けるし。

世界を旅して、ああ、日本に帰らないと!なんて人見たことありません。

最悪現地まで送ってもらえば済むし。

貴重なお金は旅の資金に残す

旅に出る前、色々とワクワクして、あれを買ったり、これを買ったりしてしまうけど、結局最終的に荷物になるだけ。

捨てるか日本に送り返すのがオチです。

せっかく旅の為に貯めた貴重なお金は旅の経験に使いたいものです。

あれこれ買ったりせずに、海外に出てからそれでも必要だと思えば現地で買うようにして、少ない荷物でお金をできるだけ残して旅に出ることをお勧めします。

って話でした!

ちなみに、キンドルで旅の本を出版しています。キンドルユーザーの方は是非読んでみてください!※僕はインドでバックパックを盗まれた経験があり、その経験を踏まえた上で荷物は少なくても生きていけると実感しています笑。その時のエピソードなども含まれています。↓↓↓

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