こんにちは!トモです。
ブライアン・トレーシー著「働きがいのある人生」について
ブライアン・トレーシーの本で、大切な事だけやりなさいって本が2017年読んな中で一番刺さりました。
なので、これは古本屋で見つけたのですが、すぐに買ってしまいました。
働きがいのある人生
50年以上にわたって成功者とともに働き、研究した結果、次のような結論に至った。
「目指すべきは成功である。そのほかのものはすべて付け足しに過ぎない」
仕事でも私生活でも、具体的で明確な目標を設定することができれば、他のどんな才能や資源を持ち合わせているよりも、高いレベルの成果と成功が望める。
自分の願望を完璧に把握することがあらゆる成功への第一歩だ。
何よりも重要なのは具体的で明確な目標を設定すること。
すぐれた決断力は成功者が持つ重要な資質の一つに数えられる。ある調査で短期間に管理職に昇進したタイプと長期間かかったタイプを比較したところ、前者に広く共通していたのが、優れた決断力だった。
同じ調査から、さらに興味深い事実が明らかになった。両タイプの管理職に問題解決に関する筆記試験を受けてもらったところ、両タイプとも全く同様の決断力を示した。ところが実際の仕事となると、優秀な管理職たちが自ら進んで決断し行動するのに対して、出世の遅い管理職は失敗を恐れてなかなか決断しようとしない。
日本人は特に決断しない。大過なく過ごせるように、全ては他人事、責任を負いたくない、協調性を重んじて、、
色々理由はあるが、決断して行動することがとても重要であることはわかる。
顧客満足の4段階
- 顧客の期待に応えるレベルー会社が存続できるギリギリレベル
- 顧客の期待を超えるレベルー競争相手を上回るサービスを提供
- 顧客に喜んでもらえるレベルー顧客が予想していなかったサービスを提供
- 顧客を感動させるレベルートップクラスの優良企業しか到達していないレベル
従業員の顧客に対する態度は、管理職の従業員に対する態度を反映している場合が多い。
トップクラスの優良企業というのは、サービスが良くてお客が感動しているというよりも、企業自体の従業員に対する態度が良いから、
従業員はその会社で働けることに対して満足しているから、お客にも十分な感動を与えられるのだろう。
ということは、トップクラスの優良企業にするためには、顧客を考える前に従業員のことを考える。
他国の市場を研究し、新製品や新サービス、新たな流通手段、既存の製品やサービスの改良方法をチェックしよう。
すぐれたアイディアが一つ見つかるだけで、競争相手を大きく引き離す。
関西ペイントが実はアフリカから逆に知識をもらっていた話に驚いたことがある。
途上国だからといってバカにしてはいけない。知恵を絞った場所には、先進国以上に素晴らしい技術が眠っている可能性もある。
本や人、自国だけじゃなく、他国、異業種と手本にできるところは沢山ある。
あなたの会社のターゲットとする購買層とその用途を具体的にはっきりと定めているだろうか。
効果的なマーケティングは特化から始まるのだ。どのような商品を誰に向けて販売するのか、明確なプランを立てること。
万人受けのサービスは結局誰にとっても値打ちが無い。
特定のある人に向けたサービスや商品を考えたマーケティングの方がよい。
どれほど優れた商品で会っても、他社と競争し、しかも忙しく、我がままな消費者を相手にする以上、せっきょくてきに 売り込まなければならない。
十分に訓練を受けたプロのセールスパーソンが、一回の売り込みで相手に購入を促すのは平均4回であることが分かった。
そこで、一回の売り込みにつき少なくとも5回購入を促すよう指示した結果、30日で売り上げが倍増した。
また、ある会社では、一日に少なくとも2人の見込み客とじかに顔を合わせること、1週間に最低10人の見込み客に接することを全員に義務付けた。
翌月、会社全体の売り上げが早くも50%増という結果が出た。
優秀なセールスパーソンと並みのセールスパーソンの違いは、お客と接する回数と説得する回数が違うだけだ。
会って、会って、会いまくる。
私はどうして販売外交に成功したかを書いたフランクベッカーも同じことを言っていた。
セールスの極意は沢山の人に会うこと。これに尽きる。
交渉の行方を左右するカギは「力」「準備」「タイミング」の三点である。
その中でも「力」が最も重要で説得力がある。
この「力」には10種類ある。
- 無関心
- 希少価値
- 権限
- 勇気
- 熱意
- 専門性
- 調査
- 共感
- 褒美と罰
- 投資
交渉は時として重要だ。運よくうまく成立する交渉もあるだろうが、成功率を上げるには、上記のような沢山の事を考える必要がある。
仕事だけにかかわらず、成功するためには、具体的な目標と道筋を立てることが重要。
って話でした!