書評-最高の人生教科書 易経「陽転易学」で道をひらく

書評

こんにちは!トモです。

易経(えききょう)って皆さん知っていますか?というか、僕も易経って四書五経の中の一つってことくらいしか知りません。

五経とは《易経》《書経》《詩経》《礼記》《春秋》の事をいい、儒教における最も重要な経典。

図書館で本を探している時に、この本のサブタイトルとして『「陽転易学」で道をひらく』という言葉に惹かれて手に取りました。

丁度、陽転思考という言葉が気になっていた時だったのと、四書五経の一つである易経についての本ということで借りることにしました。

本の中で書き留めておきたかった箇所があったので、ノートにつけました。

それが今日紹介したい、生きていく上で身に付けたい10徳です。

早速紹介していきます。

生きていく上で身に付けたい10徳

1、陽転思考の徳

全ての物事は「永遠に流転」していく。陰を極めれば陽になり、陽を極めれば陰になる。

「人生に起こるあらゆる出来事をあるがままに受け止め、感動と感謝の心を持って明るく生きる。」

2、多聞多見の徳

どんな天才でも一人では何もできない。「知恵のある人の言葉をよく聞け」人には見えない「盲点」が存在する。

自分に見ることができないから人に聞くしかない。だからそれを指摘してくれる人は大切にすること。

3、志の徳

「公徳」に従っていることにおいて、その思いは通じる。

「どうなったとしてもやりたい」と強く思うなら、あらゆる結果は自分の人生にとって大きな成長をもたらす。」

4、知足の徳

「驕らないこと」人の欲は海水のごとく、飲めば飲むほど乾く。

5、謙虚の徳

慢心せず、気を引き締めてことにあたること。

6、幸運の徳

「運がいい」と確信して生きる人は、良い人生を送ることができる。うまくいかない時はそのことを「ありがたい」と感じ、もっと素晴らしいことの起きる前触れだと感じる。

要は「心ひとつの置き場所」

7、歓喜の徳

人生一つ一つに感情を動かし、喜びの心で味わう。時には辛いこともしっかり味わう。そこに人生の妙味が見えてくる。

8、三省の徳

後悔しても過去は変わらないが、反省をすれば未来を変えられる。

9、有縁の徳

全ての出来事に自分なりの縁を感じて生きていくとそれは運命の大河となって私たちを豊かな人生へと導いてくれる。

「この世の中で出会うべき人には必ず出会う、しかも一瞬早くもなく一瞬遅くもなく出会う。」

(森信三)

10、倫理の徳

心を透明にすることは人生に大きな福をもたらす。自分の心の羅針盤を少しでも正常なものにしていけば人生は今よりももっと輝く。
「正しければ通る」たとえ苦悩の真只中であったり、困難を伴うものであっても、まことの心で考え行動するなら、明るい道が開けていく。

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まとめ


これらの10の徳をまとめてみると、大体こんな感じの人が徳を備えていると言えるのではないか。

  • 常に笑顔で明るくポジティブな人
  • 謙虚で驕らない人
  • どんな出来事も受け入れる人
  • 志や信念を持って強く生きる人

って話でした!

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