ヨーロッパを旅して僕が学んだこと

放のこと

こんにちは。元バックパッカーのトモローです。

 

僕の元々の旅プランとしては、最初アジアを周って、次にアフリカを周る予定でした。

ヨーロッパや北欧も行きたいけど、アフリカを先に周ってもシーズンが合えば行く、もしシーズンが合わなければ今回は行けなくてもよいと考えていました。

どちらかというと、ヨーロッパはもう出来上がってる国だったので、もっと発展途上の国々を訪れてみたかったからです。

しかし、僕がエジプトに入った2013年の5月ごろは、アラブの春が終わってまだまもない頃で、エジプトの情勢もとても悪い時期で、僕自身も嫌な思いや危険な目に合い、その時に今はアフリカを周るタイミングじゃないと思って、急遽予定を大幅に変更してヨーロッパを周ることにしました。

物価の高いヨーロッパなので、ほとんどが首都巡り、毎日3食パンを食べる生活をしていました。

そんなヨーロッパ旅で僕が学んだこと、と言いたいのですが、この中には、僕が旅で出会ったヨーロピアンの旅人から学んだことも含まれています。

 

ヨーロッパを旅して僕が学んだこと

感情をキチンと表現する

 

ヨーロッパの人々のイメージは、オープンマインドで人前でも気にせずハグやキスをする、そんなイメージでした。

シャイな日本人からしたら、軽い人たちって印象だったけど、実際に彼らと通じてわかったのは愛情が深く、キチンとその愛情を表現する大切さを知っているということです。

日本では、恋人とはイチャイチャするかもしれないけど、たとえ家族でもハグはしない。それが人前とかもってのほか。

彼らは愛情だけでなく、自分の感情を大切にしているのだと思う。

日本は愛を含めて喜怒哀楽を隠す風潮がある。そんな日本人と違って、彼らは怒ってるなら態度で表すし、楽しいなら全力で笑う。彼らの感情を読むのは本当にわかりやすい。

だからこそ、愛情も隠せないのだろう。恋人にも友達にも家族にも、愛していることをキチンと伝えたいのだ。

僕も、旅中は何人もの旅人とハグをしたけど、ハグっていい文化だと思った。体だけじゃなく、心が通じ合える。

しかも愛情表現は人だけではなく物にも捧ぐ。

フランス人のトーマスは自分のスケートボードをこよなく愛していた。毎日丁寧にメンテナンスを行うのだけど、その道具にまでキスしたりしていた。愛情は物にも注げるのだと知った。

 

自分のルールを持って生きる

 

先に述べた話にも通じるのだけど、日本は和をもって尊しの国。協調性がなによりも重んじられている。

そんな国だからこそKYなんて言葉も生まれるのだと思う。ヨーロッパ人は全く空気を読まない。

自分の意見や考えがはっきりしていて、それを強く主張する。したいならするけど、したくなければきっぱりと断る。決して周りの意見に流されない。

しかしそれは、決して相手と対立したかったり、喧嘩したくてそうしているのではないと思う。

あなたはあなた自分は自分で違う人間だということを、誰しもが理解しているから、キチンと自分の考えを主張するのだと思う。

ほぼ単一民族の日本と違って、いろんな人種がごちゃまぜで生きている国々、おなじ1つの国の中で、全然違ったバックボーンをもっている人々がともに生活する国だからこそなのかもしれない。

そして、時にはルールにも従わない、たとえそれが法律でも。

フランスでは、切符を買わずに改札を飛び越していく人を時たま見かけた。初めて見たときは「無賃乗車だ!」と思ったけど、駅員が引き止めもしなかったので、かなり不思議に思った。

そのことを後で家に帰った時にフランス人のピエールに尋ねたことがある。(ピエールはトルコのカッパドキアで半日一緒だった旅人でパリ滞在の5日間彼の家に泊めさせてもらった)

ピエールが言うには、「彼らは切符を買わされることをおかしいと考えているから、それに従わないんだよ。フランス人が嫌いなモノのは一番が警察で2番目がルール(法律)だ。」

らしい。彼らはルールよりも自分の信念を大事に行動している。

 

自分の気持ちよい生き方を選ぶ

 

日本では、小学校から大学まで通ったら就職して企業に勤めて、家族を持って、家と車を買って、定年まで勤め、退職したら後は余生。生き方がみんな一緒だ。

だから皆が一斉に大学受験して、一斉に就職活動しする。

でも、生きるってもっともっと自由なことだと思う。選択肢はもっと沢山あるような気がする。

世界のいろんな国を周りながら、数年働いたら、違う国に行ってまた数年働いて生きている若者もいた。

先ほどのフランス人のピエールは1年間ずつ違う仕事を選んで働いていた。そうすると仕事に飽きないと言っていた。

大人になってから学びたいことができたので、仕事を辞めて学校に通い始めた人もいた。

コロンビアで会ったヨーロピアンの女の子は、僕が旅もそろそろ終えて日本に帰って働かないといけないと話すと、まず最初に「お金が無いの?」と聞かれた。

僕は「お金はあるけど、家族の事や世間体がある」と答えると、「家族や世間体が何なの」って一蹴された。

確かに、自分の人生は最終的に選択権を持っているのは自分しかいないし、自分しか責任を取れないのだ。

タトゥーを入れたり、奇抜なファッションをしたり、周りにどう見えるかよりも、自分の気持ちに正直に生きている人が多かった。

100年経てば、今生きている人は全員この世にはいない。そう考えたら短い人生、周りの目を気にして生きていてはもったいないって思うようになった。

 

今を大切にすること

 

日本人ほど保険に入っている国民は世界的に見ても珍しいらしい。日本の国民の80パーセント以上は少なくともなにかの保険に入っている。

それだけ多くの人が将来のことを考えているのだ。もちろん将来のことも考えて計画的に人生を運ぶことは悪いことではないと思う。

しかし、将来を気にしすぎて、将来のために今を犠牲にするのもおかしいと思う。

ヨーロピアンの人と話していて、共通して持っている感覚が「Live now」直訳すると、今を生きるということ。

彼らがよく使う例え話だけど、今を我慢して、苦しみに耐えて、頑張り続けて、やっと定年を迎えた日に、外に出て交通事故にあって死んでしまうことだってある。

人間、過去にも未来にも生きることはできない。生きることができるのは今しかない。

だからって刹那的な快楽主義に走って、今この瞬間が楽しければいいって考えで、好きな事だけするのも良くないと思う。

将来のことも考えながら生きるけど、今この瞬間も大切にしながら生きる。そのバランスが重要なのだと思う。

 

まとめ


ヨーロッパでは文化とか風習、考え方、生き方を学んだ。
彼らは、一度切の人生を自分の心に素直に楽しんで生きているように見えた。
でも、自分の満足だけを追求しすぎると、それが迷惑になる人もいるかもしれない。
全てはバランスだ。将来の事も考えて計画的に、しかし、今も楽しみながら生きる。