中南米を旅して僕が学んだこと 

放のこと
  1. こんにちは。元バックパッカーのトモローです。

世界一周を決意した時、絶対にはずしたくない場所リストを作成しました。

それは、エジプトのピラミッドだったり、マチュピチュだったり、満点の星空を見ることだったり。

僕の中でどうしても訪れたい場所、マチュピチュ、ウユニ塩湖、パタゴニアの三大ハイライトがあるのが南米だった。

インカ帝国やマヤ文明などの少し変わった歴史も僕にとってはとても魅力的で、実際に素晴らしく楽しい思い出ばかりの旅の最終大陸南米。

そこに僕の大好きな中米も加え、そこで僕が学んだこと。

 

 

中南米を旅して僕が学んだこと

日本は本当に安全

 

僕は中南米を旅して、スマホ、タブレット、財布の3つを失った。(スマホに関してはメキシコの海に落とした自分が完全に悪いのだけど)

タブレットも財布も盗まれてしまった。しかも宿に置いててとかではなく普通にすられた。

スリが職業として成り立っている?のが南米だ。実際にやられたらわかるけど、本当にプロの技だった。あの瞬間にやられたんだなってのはわかるけど、マジックを見ているような、本当に一瞬にして身体の前で抱えているバックはパックリと口を開き、綺麗に狙ったものだけが消えている。

それでも、僕はスリならいい方だと思っている。命の危険がないから。

旅友の中には、殴られたり、足を刺された人もいるし、銃で脅されたり、乗ってたバスが銃撃されたり、さまざまな怖い思いを体験していた。

僕自身も約3年程世界を旅してから南米に入ったけど、南米に入る前に、僕の旅友(彼も4年以上旅を続けているベテランだった)が白昼堂々と3人組に囲まれて、暴行を受けて、ipadを取られたと言っていた。

実際にペルーで合流した時話を聞くと、「南米は別格だ」と言っていた。

南米は世界でも群を抜いて危険度が高い。そんな国を旅する時は常に緊張の連続だった。観光をしていても周囲を気にして普段以上に疲れてしまう。

南米を旅して、いかに日本が安全で恵まれているか思い知らされた。

 

コミュニケーションに言葉はそれほど必要ない

 

中米の山奥の村々を旅した時、まだスペイン語を話すことができなかった僕は、全く現地の人とコミュニケーションが取れなかった。

宿を探す、値段の交渉、ご飯を選ぶ、移動、そのどれもが難しかった。

何より現地の子供達と一緒に遊んでも会話ができなかったのが少し寂しかった。

ある日、宿の前で遊んでいる子供達に折り鶴をプレゼントした。そして部屋でくつろいでいたら、ドアがノックされ出てみると、先程折り鶴を挙げた子供達とその母親が立っていた。

どうしたの?って顔をしたら、折り鶴を指でつまんで振りながら子供を指差した。

一瞬わからなかったけど、「教えてあげて欲しい」と言いたいのかなってわかった。

僕の部屋に子供達を入れて、即席の折り鶴教室を開催した。少しだけ知っているスペイン語を使って、実際に作って見せる。

子供達が色々と質問してくるけど、そこは笑ってごまかしながら、もう最後には日本語で話してた。笑

それでも子供達は関係なくすごく笑ってくれていた。
この時、もっとこの子達と会話したいと思って、スペイン語を勉強することにしたのだけど。

でも、思い返すと、20日間の村巡りで宿も食事も移動も全てなんとかなった。現地の人と、深い話はできなかったけど、それでも、家に呼んでもらったり、祭りに参加させてくれたり、心で会話して、いっぱい笑いあった。あまり言葉って関係ないなって思った。

 

日本人である誇り

日本人の人の良さって世界一だと僕は思う。もちろん海外ではそこを良いように使われることも何度かあったけど。

特に南米を旅して日本人であることを誇らしく思うことも何度かあった。

例えば、南米のある宿は、日本人しか宿泊を受け入れないって宿があった。

宿のオーナーにどうして日本人だけ泊めるのって聞いたら、

「日本人は物静かで礼儀をわきまえている。ルールは必ず守ってくれるから」だと言ってくれた。

また南米の違う宿では、宿泊代は全て前払い方式のゲストハウスなのだけど、日本人だけはチェックアウトの時に何泊したか自分から申告して支払いする自己申告制だった。

この制度にもびっくりしたけど、そこのオーナーは、「日本人は嘘をつかないから信用している」と言っていた。

もう一つ。これは、南米の話ではなくなるのだけど、イランにマシュハドという聖地があり、そこに有名なVali’s Non-Smoking Guesthouseというゲストハウスがある。

そこは宿業の傍ら、大量のペルシャ絨毯のコレクションの販売も行っている宿だった。僕もペルシャ絨毯の綺麗さに惚れて、もしお手頃の物があれば買いたいなと思っていた。

そこでオーナーと話していたら、色々とルールがあることが分かった。ここにある絨毯はお金を払えば誰でも買えるという訳ではなかった。

オーナーはまず相手がどこの国出身かを重要視していて、ある特定の国の人とは取引すらしないと言っていた。

そして、当たり前の話だけど、絨毯はどれも高額なので、普通は支払いが済んでから品物を渡す。

しかし、日本人だけは超特別扱いだった。

実際にオーナーから言われたのは、「君は日本人だね。それなら、絨毯を一度日本の家に郵送して、家で実際に試してもらって、そこで気に入ったら振込してもらう。気に入らなかったら、商品を返送する。これでいいよ。」と説明された。

日本人は必ず守ってくれるので、それでいいのだという。

海外の人から日本人の良い話を聞くと、日本人としてとても誇らしくなった。

それでも、すべての日本人の旅人が正しい行動を取っているとは限らない。無賃乗車してる人や、ずるしたり、嘘ついてる人も見かけたことはある。

これから旅に出る人に言いたい。

僕たちの行動一つ一つが、自分の行動であるだけでなく、日本人代表としての行動になるということ。その意識をもって行動して欲しいと思う。

 

まとめ


日本人の性格も、日本の国も全て素晴らしいと改めて思った。これは海外に出て、海外から日本という国を見つめ返して始めて気づくことだと思う。
コミュニケーションに本当に必要なのは、結局言語ではなく、お互いが相手のことを本当に理解したいと思う心を持っているかどうかということ。