やることリストよりも先にやらないことリストを作る

仕事

こんにちは!トモです。

Todoリスト、つまり「やることリスト」は有名ですよね。自分のやらないといけないタスクをとりあえず箇条書きに書き出して。終わったものからチェックつけていくっていう。

今日のテーマは「やらないことリスト」について書きたいと思ったのですが、その前に「やることリスト」のおさらいを。

やることリストの基本

最近、というか昔から、「やることリスト」を作ってもそれはいつの間にか「いつかやるリスト」にランクが下がり、最終的に「やらないリスト」になってしまうから、実はやることリストは悪だみたいな論調もありますよね。

僕は個人的にやることリストを作ることに問題はないと思っています。

頭の中だけで考えていても人って忘れてしまいがちだから、一旦頭の中のものを紙に書き出す。

そうすれば記憶しておく必要ないし、見える化できるので、自分のタスクを扱いやすくなる。
紙って本当に便利。。。

で、その中で優先順位をつけて、大切なもの、重要なものを潰していく。

あと少しチップとして、やることリストに挙げたもので「誰かに任せられるもの」と「日付が決まってるもの」は除外すると良いと思います。

誰かに任せられるものは任せましょう。そうしてやることリストから外す。
もちろん任せたのなら、フォローアップは必ず忘れない。任せっぱなしにはしない。

日付が決まってるものはやることリストから外して、スケジュールに組み込んでしまう。

この2つをやるだけでも「やることリスト」の量が減ります。

人って一気にドーン!って飯出されるよりも、ちょこちょこお代わりした方が最終的にたくさん食べられるのと一緒で、目の前にやることたくさーん!てリスト作るとなかなかしんどくて進まなくなる。

そりゃ机の上に書類どーん!て置かれたら、モチベーション下がりますよね。笑

そういう心理的にも、リストはたくさん羅列してるより少しがいい。だから無駄にあれこれ「やること」にしなくていいと思う。

ここら辺のスタイルは下の記事にある本の内容で確立しました。かなり使えるので、もしまだ読んだことなかったらおすすめです!

書評-ストレスフリーの整理術

やることリストをうまく活用している人もこの世にはゴマンといると思うので。

やることリスト不要論を信望する前に、自分にとって使えるなら使えばいいし、自分は使いづらいと思えば使わなければいいんじゃないかなって、僕はそう思います。

やることリストの前にやらないことリスト

さて、それではようやくテーマの「やらないことリスト」について。

多分、やることリストは人生で使った人、作った人、かなりいると思います。

それが合ってた合ってなかったは別として。

でも「やらないことリスト」を作ってる人はなかなかいないんじゃないかなって思います。

上のやることリストに関しては作るも使うも自由だと書きましたが、やらないことリストについては、作るべきだし使った方がいい、と僕は思います。

その理由を次から説明していきます。

何かをやるということは時間を支払うということ

僕達が何かをするということは、自分のリソースをそこに注ぎ込むっていう行為になります。

よく分かり易いのはお金を払って何かを買う、使う、する。

他にも、運動をするなら自分のエネルギー、体力、労力を注ぎ込んでる。

仕事も同じ、エネルギーや体力、労力を注ぎ込んでる。

お金は目で見えるし、体力は自分のことだから実感するので、それらを「使ってる」感覚はわかると思います。

しかし、もっと大切なリソースを使ってることをついつい忘れがちです。

それが「時間」ですよね。

時間は目に見えないし、使った実感もしづらいので、なかなか「減ってる」気がしない。

でも何かをするとき、人は必ず「時間」を支払ってるんです。

使ったお金は働けば稼げます。使った労力も寝れば回復します。

でも唯一時間だけはどうやっても戻ってこない。相当貴重なリソース。

なのに、僕達は結構何も考えずに時間を支払ってないでしょうか?

何かを買う時、その分のリターンがあるかな?って人は頭のどこかで計算して、それに見合うと判断した時お金を払います。

でも、時間の場合、適当にネットサーフィンしたり、ユーチューブ見て、何も見返りがなくても時間を支払っちゃう。それで終わり。

時間の使い方はお金の使い方よりももっと慎重になるべきだと僕は思います。

だから、上であげた「やることリスト」の数が少ない方がいいというのは単にモチベーションだけが問題なのではなく、リストが多いということは、それだけ多くのことに自分の時間を割かないといけないから、なんです。

でも自分の時間は貴重。だから本当に自分がやるべき重要なことだけに的を絞って時間を使うべき。

なので、やることを書き出したら、他人ができることは他人に、今やることでなければ未来に、そうして今やるべきことが残ったら、その中でさらに優先順位を考えて、本当に重要なことだけやるようにする。

やらないことリストを用意する

ここまで説明したらなんとなく「やらないことリスト」を準備する意味がわかってもらえるかと思います。

人生であれもこれもやってられない。

でも人間は欲深いのであれもこれもやりたくなる。笑

そこで、やらないことリストを用意して、そのリストに載ってるものはやらないと決める。

例えばこんなことを言ってる人がいたらどうでしょう?

「私は英語とスペイン語をマスターしたい。それと同時に会計士と弁護士の資格をとって、将来は医者として人の命も助けたいし、地球環境のために何かしたいと思ってます。休日は登山とサーフィンの趣味があって、図書館の本を全て読み切りたい。」

、、、。人生何回必要?笑

人生は残酷です。1回しか与えられていません。才能も限られています。いつか現実を見ないといけない日がきます。

もし自分は英語をマスターしたいと思ったなら、本気でそう思ったなら全てをそこにかける必要がある。

よってやることは一つ、それ以外やらないと決めること。

世の中、大変賢い人、才能に恵まれた人がいる。弁護士の試験に合格して、その上で医師の試験に合格してお医者さんをやってるって人もいる。

もちろん2個、3個同時並行でマスターできるなら、それはやってもいいと思う。

しかし、あれもこれもそれもどれもやりたーい!ってのは無理。なので、「それ以外やらない」なのです。

やらないことを決めると、自分がやるべきことが明確になる。集中できる。

ノーする

ノーする。つまりノーと言うこと。拒否すること。やらないということ。

日本人は断りづらい人種ってよく聞きますよね。ノーが言えない。ノーを言わない。

でも、ノーを言わないとどうなるか。めっちゃやることが増えます。笑

今度遊ぼう→イエス→予定が増える

これやっといて→イエス→仕事が増える

飲みに行こう→イエス→ストレスが増える

しかも支出も増える。体力は減る。笑

良いことない。ならノーと言う。

ノーと言う行為はつまり、自分の時間を守るという行為。

そうして守った時間で大切なこと、重要なこと、本当にやらないければいけないことに集中できる。

ノーと言わずにイエスをしちゃうと、やることが増えて、やることリストが増えて、時間がなくなる。
おまけにお金も体力もなくなる。

なので、自分がこれは嫌だな、やりたくないな、ってことを「やらないことリスト」にして決意してしまう。

そして力強くノーすれば、自分の時間もお金も労力もストレスも守られる。いいこと尽くしです。

もし今やることが多すぎて大変。それなのに毎日誘惑や誘い、欲望と葛藤してさらに大変って人は、一度自分のやらないことリストを作ってみるのもいいと思います。

って話でした!

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