こんにちは!トモです。
このブログは主に、人生の黄金時間に当たる大学生活を送られている方に向けて、自分自身が大学生の時に知っていたら嬉しかったな的な知識を発信しています。
3年半バックパッカーで世界を旅した経験と今まで3千冊以上の本を読んで学んだことをベースに記事を書いています。
今日の内容はスマホとその中に入っているアプリ、それと人生の時間について。
スマホやアプリは一種のドラッグのようなものだと僕は考えています。
僕達の生活に欠かせない必需品になったスマホ。
でも付き合い方を間違えると、人生の時間をどんどん奪われていく危険なもの。
そんなスマホとの上手な付き合い方について書きたいと思います。
スマホがなかった時代
スマホやインターネットが当たり前になった世の中ですが、それらが普及したのはほんの十数年前からのことで。
デジタルネイティブと呼ばれる、生まれた時からネットがある世代の人からしたら想像できないかもですが。
僕自身でいうと、僕が初めてスマホを手にしたのは22歳の時で、当時はiPhone4でした。
インターネットは、まだパソコンがボックス型をしていた時代のことで(ウインドウズ95とか)小学校高学年だったかなと思います。
でもその頃は「ネットは高いもの」だったし、またコンテンツも少なく、今のように自由に使える世界観では全くなかったですね。
そしてそんなスマホがない時代、もちろんガラケーはあったものの、少しは「便利なもの」ではありましたが、できることは非常に限られていて、全く「面白いもの」ではなかったです。
まだまだリアル世界の方に面白いことが多かったので、携帯はあくまで「携帯品」の地位に留まっていました。
そんなに日に何度も触るものじゃなかったし、今のように依存症が出るようなものではなかった気がします。
やっぱり、今あるスマホ依存症はスマホ特有の病気のように思います。
必需品の中でも依存度が桁違い
ガラケーという携帯品からスマホという必需品に変わって久しいですが。
必需品なら他にも財布や時計、人によっては手帳やメモ帳、はたまた目薬とか薬とか、色々あると思いますが。
よく考えたら、財布も時計も手帳もメモ帳も書籍も全部スマホにはいっちゃった。笑
ということで、最重要必需品の地位を手に入れたスマホの存在感は大きいですね。
また、例えば財布や時計は忘れて困ることはあっても、欠乏感に襲われたり、ソワソワするなんてことはないのに対して、スマホを忘れたときのあの絶望感、欠乏感たるや、異常ですよね。
僕はそこまでなのですが「今日スマホ忘れた」と職場で言ったら、周囲の人が目を真ん丸にして「大丈夫!?」と心配してくれました。
いや、飲まないと死んでしまう薬でないんだからと思いましたが、その時はっと気づいたのは、もしかしたらスマホは飲まないと死んでしまう薬に匹敵するほど重要なものになっているんだってことです。
さっきスマホはドラッグと一緒と書いたのはここからきています。
完全に依存していて、ないと焦燥感に苛まれる。もはやスマホは一種のドラッグと考えてもいいと思う。
毎瞬間に更新されるコンテンツ(メールやアプリ)
スマホの依存性がこれほどまでに強い一つの要因はなんと言ってもアプリ。
便利なアプリがたくさんあるため、天気は?連絡は?時刻は?地図は?ニュースは?と、
都度都度スマホを手に取る。これがスマホの脅威的な習慣化を構築してますよね。
そしてSNS。これはもういうまでもなく。
毎日どころか、毎時間、毎瞬間、世の中のどこかで誰かがコンテンツを更新するため、
いつ開いても新しい情報が飛び込んでくる。
人はもともと好奇心がDNAにうみ込まれているから、新しい情報は大好物。
知る必要のない異国の小さな村で起きた事件がニュースになってても思わず見てしまう。
その事実を知っていたところで全く人生には何一つ影響することがないにもかかわらず。。。
ここまでくると、スマホが悪いというよりも、このプラットフォームの存在自体がって気もしますよね。
まあ、便利である以上もはや手放せないから仕方ないのですが。
知らず知らずのうちに時間を浪費させられる
そうして、日に何度も何度も手に取るスマホ。
一度手にしてしまうと、次から次に更新される情報を追いかけ続け、
気がついたら数時間なんてことも。
SNS以外にも2、3時間する映画なんかも簡単にスマホで見れるようになってしまったので、
昔だったら映画は週に1回テレビで金曜ロードショーのみ、みたいな制約があったのが、
1日に3つでも4つでも、見ようと思えばいくらでも見れてしまう。この手軽さが怖いですよね。
こうして、スマホの中の便利なアプリによって、僕達の貴重な時間は永遠に搾取され続けていく。
時間を奪うドラッグの悪魔的な弊害
僕のブログで何度も話してきた、人生で一番貴重なリソースである「時間」。
この時間を平気でごっそり奪っていくドラッグこそがスマホ(アプリ)
時間を失うことの一番の弊害はなんと言っても目標達成に使う時間がなくなることだと僕は考えます。
僕が今の受験生が可哀想だと感じるのは、スマホが当たり前な世の中に生きているということです。
簡単に人を依存させるスマホには、かなりの誘惑が孕んでいると言えます。
そんな魅力たっぷりのスマホから発せられる誘惑を断ち切って勉強をしなければならないって、
めちゃくちゃ忍耐心が必要じゃないかと思います。
僕が学生の頃はスマホという誘惑がなかったので、誘惑と戦う必要はありませんでした。
(もちろん睡魔とか漫画とかそういった誘惑はありましたが、それは現代も一緒)
もしスマホを触ってしまい、知らず知らずのうちに数時間を無駄なネットサーフィンなんかに浪費してしまったら、
後から、その数時間勉強に費やせていればと激しい後悔の念に襲われるんじゃないでしょうか?
これは学生に限らず、何か目標を設定して頑張っている人全員に言えることだと思います。
目標を達成するために絶対的に欠かせない「時間」をスマホに奪われないように守る必要がある。
これが現代人の背負っている宿命。
スマホと上手に付き合うために
自分の人生の貴重な時間を守るためにも、スマホとは上手に付き合っていく必要がある。
そこで提案したいのが、
①アプリを消す(特にSNS)
アプリって便利で色々とダウンロードしちゃいますが、その内使わなくなるものも出てきます。
しかし消さずに入れてると、ふと暇な時間ができたらなんとなくそのアプリを開いちゃって、、、
みたいなことになるので、もう使ってないアプリはいっそ消してしまう。
そうして本当に必要な少数精鋭のみをスマホに残すのが良いと思います。
その中でも特にSNS系は消した方がいいと思う僕は思います。
もちろん仕事で必要な人もいると思うので、全員が消せるわけではないと思いますが。
WEBでチェックできるならアプリは消してしまう。必要な時だけWEBから見るとか。
あとは、スマホから消して、タブレットやPCに入れるとか。
とにかく、手に取りやすいスマホが一番障壁が少なくて危険なので、スマホには必要以上にアプリを入れないことをおすすめします。
②アプリの使用時間を制限する
これも有名な方法ですが、スマホの各アプリを1日何時間しか使えないといった設定をすること。
設定時間を過ぎると自動的にその日は使用できなくなるというもの。
設定方法の詳細は調べればすぐ出てくるのでここでは割愛しますが、
つまり、強制的な力で使えなくしてしまうことが重要。
どうしても使えないのなら、その時間を別のことに使わざるを得ないので。
③タイマーロックボックスを使う
これも最近では有名。上手に付き合うというよりも、スマホと強制的なお別れを告げる強力な武器。笑
こんなボックスは見かけたことないでしょうか?
タイマーをセットして、ボタンを押すと、蓋が強力にロックされて、設定したタイマーが終了しない限り、絶対に開かないという代物です。
設定する時間を誤ったら最後、壊す以外に開ける方法がないという究極の箱。
元々はついついおやつを食べ過ぎてしまう人が使っていたそうですが、食品以外にも使えるということで、近年ではスマホやゲーム機を入れる人が急増しているそう。
スマホは連絡手段の一つでもあるので、緊急の連絡に対応できなかったらと少し不安にもなりますが、
現在ではスマートウォッチがスマホと連動していたり、イヤホンで内容を読み上げてもらえたりもできるので、
最悪のケースは免れることはできるかなと思う。
あとは本当に大事な時間は入れずに、例えば会社から帰ってきてあとは寝るだけって時に、無駄にスマホを触らないようにすぐにボックスに入れて、翌朝開くようにするとか。
そこまでするかと思われる方もいるかもですが。
テーマに書いた通り、スマホはすでに現代のドラッグと言っても過言ではない。
ドラッグに限らずに依存症から抜け出そうと思うと、施設に入ったり、それなりの処置が必要になるのが現実です。
スマホ依存症から抜け出すには、これくらい強力な強制力を働かせる必要もあるかもしれません。
自分の貴重な人生の時間をスマホに奪われて目標が達成できなければ、それはスマホに夢を奪われたのと同じ。
ドリームキラースマホ。笑
死ぬ直前に夢が達成できなかった後悔はあっても、スマホをもっと触っておけばよかったなんて後悔はしないはず。
人はどうしても短期的な視野で楽しいものや快楽(=スマホ)に走りがちですが(生物学的に仕方のないことかもしれませんが)、長期的な視野に立って、人生に本当に大事なもの、大切なものは何かを常に考えて、その貴重な時間を使っていけたらいいなと思います。
スマホ依存から抜け出したいと考えている人は多いはずです。
ここで一度立ち止まり、改めて自分とスマホの関係性をじっくりと見返してみるのも良いのではないでしょうか。
そして、上手に付き合えていないと思う人は、上に挙げた方法などを利用してみてください。
普段何気なく使っているスマホがいかに人生の時間を奪っているか。
表の顔は便利で有用なスマホ、裏の顔はドリームキラー(または時間テイカー)。
今日の記事がスマホとの関係性を考え直すきっかけに、スマホに人生の時間を奪われない付き合い方に変えられるきっかけになればいいなと思います。
って話でした!