書評-ブッダ 大人になる道

人生論

こんにちは!本好きのトモローです。

 

今日紹介する本は「ブッダー大人になる道」

仏教に関する本を読むときに参考にしている、アルボムッレ・スマナサールさんが書いた本。

子供向けに書かれたようなとても簡単に読みやすい中身になっています。

子供が読めるように文章は簡単ですが、とても含蓄ある言葉で大人の方も深く学ぶところがあると思います。

 

ブッダー大人になる道

 

ブッダは息子に「どう生きるべきか」を教えた。

身体で何かをしようと思った時は、「この行為は私のためになるか、まわりの人のためになるか、全ての生命のためになるのか」と考えてください。

「私のために、みんなのために、周りの人のためにならない」と解ったら、それは悪行為。

また、やりたいと思うことを観察して、「私、まわり、みんなのためになる」と思ったら、行っても良いのではないかと考え、そして行います。

しかし、その行為を行っている途中も、「本当に役に立つのか」と考え、「これは役に立つ」と理解してやる。

やり終えてからも、やったことが「私、まわり、みんなのためになったか」とまた考えてください。

普通、皆行為というのは無意識の内に行っているもの。何かを言ったり、何かをやったり。

ブッダは、よく頭で考えた上で、本当に自分を含めてこの世の何かに役に立つ行為のみを行うことと教えている。

とっさにでる言葉や行為の中には悪行為があるかもしれない。それはこの世にネガティブな要素を生んでしまう。

できる限り、この世にネガティブを生まないように、そして誰か何かの役に立つポジティブだけをこの世に残すように、頭で考えてから行為を行うこと。

行っている最中もやはりこれは役に立つのか考え、行為が終わった後もまた反省する。

とにかく、自分の行為に責任をもって最後の最後まで確認する。

 

私たち人間は他人から学ばなくてはいけない。

「人間はみな不完全だから、相手の事をうのみにせず、いいとこだけとって、他は放っておく。」

この世に完璧はない。完璧な人もいない。自分も含めて不完全なのだ。

相手の言うことが全て正しいなんてことはない。相手がどんな立場の人であろうと、言葉をうのみにしないこと。

理不尽な事を言う人もいれば、嫌いな人もいる。そんな人達でも、どこか良いところを持っている。

美点凝視だけして、嫌なところは全て放っておくこと。

 

自分が間違った反応をすると、次はすごく悪い結果になる。だから、常に明るく、正しい反応をしておけばよい。大切なのはその瞬間やるべきことをやる。

間違った心の反応と正しい心の反応は、どう判断すればよいのか。それは自分が幸福か不幸かという基準で決めればいい。

人間というのは、何を楽しく感じて、何を面白く感じるのか、ということも法則によって決まっています。

だからいつでも「心は元気に回転しているだろうか、それとも、かガタガタ回転しているだろうか」とチェックするのです。

心が明るく元気に回転していると気分がいいものです。それを「幸福」と呼ぶのです。

自分の心の反応を気にすること。

悪い反応をしてしまうと、悪い結果を自分にもたらすことになる。それは嫌な気持ちだったり、不快な気分だったり。

誰だってそんな不幸もらいたくない。だから、自分の反応をいつも明るく正しいものにしておけば、自分には「幸福」がもたらされる。

 

私たちは身体に傷が付いたら身体が自動的に治すのと同じく、心に傷が付いたらそれも自動的に治そうとする。

だから人は心が壊されて傷ついてしまったら、傷が治るまで一人でいようとする。

確かにその通りだと思う。放っておいて欲しい、一人になりたい、という気持ちは、自分で自分の心の傷を治そうとしている正しい反応なのだ。

 

自分に傷つけないところを考えてくれる人に出会うのは超ラッキー。人の悪いとこしか見えなければ一生、人生暗くなる。

逆に良い点しか見えなければ、どんな悪い人を見ても「この人にもこんないい面が」となる。

自分の目で花を見るかゴミを見るか。ゴミだけ見る人生は嫌、気持ち悪い。

だから他人の美しいところを見る。「他人を嫌わない性格」でいれば、自分がいつも明るい気分でいられる。

上にも書いたように、人は不完全な生き物。完璧な人はこの世にいない。

その人の悪いところだけを見ようとするのは、道を歩いていてゴミばかり注目していることになる。

もっと他に目を向けたら綺麗な空や草木を見ることもできるのに。

これは自分の心持ち一つで変えることができる。

どんな人に会っても、その人の良いところだけをみようとし、後のことは全て放っておく。

そうすれば、自分で自分をいつも幸せにしてあげられる。

 

生きてる環境を地獄にするか、天国にするか、自分本人が選択している。

人の幸・不幸を決めるのは心のエネルギーの方向性。「嫌い」という気持ちを捨て、心をどんどん大きく育てる人の心のエネルギーは確実に本人を幸福にする。

朝、「生きとし生けるものが幸せでありますように」と祈る。

全ては自分の心持ち、考え方ひとつ。

自分で自分を貶めたり、心を貧しくさせたり、不快を作ったり、そんなことする必要は全くない。

なのに、人はそうして自分で地獄に向かおうとしている。

この世にネガティブな要素はもちろんある。しかしわざわざ自らそれを掴みに行く必要はない。

ネガティブな要素は掴まずに放っておく。そうして自分はポジティブな要素ばかり見る、掴むようにしてあげれば、自分で自分を幸福にしてあげられる。

 

 

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まとめ


この本では一貫して、自分の行為を改めるように教えている。

正しい行為を行うこと、行っている最中も行った後もそれが正しかったか確認すること。正しい行為とは幸福を生む行為。

この世の美しい所だけを見るようにすること。

この世の美しい所だけを掴むようにすること。

それ以外ものは全て放っておけばよい。

そうすれば、自分で自分に幸せを与えてあげられ、幸せな人生になる。