【丁寧な暮らし】物を大切にする

ミニマリズム

こんにちは!トモです。

このブログは主に、人生の黄金時間に当たる大学生活を送られている方に向けて、自分自身が大学生の時に知っていたら嬉しかったな的な知識を発信しています。

3年半バックパッカーで世界を旅した経験と今まで3千冊以上の本を読んで学んだことをベースに記事を書いています。

いつもはどちらかというとビジネス寄りというか、自己啓発的な記事が多いのですが。

今日は、大きなカテゴリーで分けたら「ミニマリズム」系な内容になるのかな?

以前「物を長く大切に使うのが好き」って超短い記事を書いたこともありますが。

実は今日、約10年使い古した靴下に穴が空いていたのを針と糸を使って自分で補修しました。

結構素人がやっても穴はきちんと閉じてくれる。

3ペア全て穴閉じできたので、これでまた明日から普通に使える。

正直、1,000円出せば新しい靴下くらい買えるのですが。

履きすぎて足に超馴染んでいるのと、同じ物を買う場合少し遠出しないといけないのと、

新品は足の締め付けが強すぎて苦手なのと、まだ使えるのに捨てるのが気がひけるのとで、

同じ靴下を10年使ってます。笑

ただ、そんな靴下を自分で補修しながら、これが丁寧な暮らしってやつなのかなって少し感じたんですよね。

「丁寧な暮らし」とかいうと、現代で言えば流行のミニマリストが使いたがるフレーズ感がありますが。

でも、数十年前まではそういう暮らしが当たり前の世の中だったんだよなって思ったんです。

高度経済成長に入る前まで、日本は物が不足していたので、壊さないように物を大事に扱っていたと思います。

衣類は継ぎ接ぎが当たり前。直せるものは自分達で手直しする。

そうして本当に使えなくなるまで、物を大事に大切に使ってきた。

物を大切に扱うということは、頭で考えるだけでなく、実際に所作としてそのように扱う必要がありますよね。

例えば放り投げたりせずにそっと置くとか。起き忘れないように注意することも大切に扱う所作に含まれますかね。

そしてそういう所作が人の心を作ってきたのだと思います。

しかし今はなんでも安くなり、なんでも買えるようになり。。

壊れたら買えばいい。失くしたら買えばいい。

そういうマインドが人々の物を扱う姿勢も変えてしまっている気がします。

もちろん買えば済むので、その方が簡単、早い、楽。

しかし買えば済むという考えが、人々から「物を丁寧に扱う」という考え方を消し去り、

そうして人は物を雑に適当に扱うようになった。

放り投げたり、叩きつけたり、どこかに忘れてきたりしても平気になり。

そして、そういった乱暴な所作で人々の心が作られていく。

優しい心が物を大切にするのでなく、物を大切にする行為が優しい心を育む。のかな?

なんか今日はそんなことをふと考えました。

って話でした!

Kindleで旅の本を出版しています。Kindleユーザーの方は是非読んでみてください!↓↓↓


Kindle Unlimitedなら無料で読めます!