TVを持たないことで得た6つの良いこと

ミニマリズム

こんにちは!トモです。

僕達の世代(30代)はTVで育った人が多いと思います。

僕らより下の世代がデジタルネイティブ、いわゆる生まれた時からインターネットの環境で育った人達。

その世代だと、むしろネット、スマホ、タブレットがTVよりも当たり前かもしれません。

僕が子供の頃はご飯の時は必ずTVがついていたし、大人になっても同じでした。笑

社会人になって一人暮らしを始めても、帰ってきたらまずリモコンでTVをつけて。。。

そんな僕が、3年半旅に出て一切TVを見ない生活をしたら、日本に帰国した後も特にTVをつける習慣がなくなってしまいました。

それから約5年近く経ちますが、未だに全くTVは見ないです。

そんなTVの無い生活を続けていると、昔と今で変わった点がいくつかあるなと気づいたので、それをご紹介したいと思います。

時間が増える

これは簡単に想像できますね。

当たり前ですが、ある1時間のTV番組を見ていたのを止めたら、その1時間分違うことに使えます。

使える時間は限られている

1日は24時間。これはどんなに裕福だろうが、有名だろうが、関係ありません。

全ての人に平等に分け与えられている資源です。

ただし、24時間まるまる自由には使えないですよね。

普通のサラリーマンの1日をモデルにして考えてみると、

  • 就寝時間7時間
  • 3食の食事時間2時間(朝と夜を30分、昼を1時間と計算)
  • 朝の身支度30分
  • トイレ合計30分
  • 往復の通勤2時間
  • 仕事8時間

単純に計算してもこれで合計約20時間となります。

そうすると、1日の内で使える時間はたった4時間しかありません。

通勤時間が2時間以上だったり、仕事が毎日残業続きで8時間以上働くなら、この自由時間はさらに短くなります。

この1日4時間の時間をどう使うかが、自分の人生になります。

人生で本当に自分のために使える時間って短いですね!

英語を勉強する人、ランニングして健康を維持する人、友人や恋人との時間に充てる人。

この貴重な4時間からTVを2時間見たら、もう2時間しか残りません。

しかも、今の時代TVを見終わったら次はネットを使ってYoutubeを見たり、インターネットサーフィンしたり、スマホのゲームで遊んだりして、いつしか寝ないといけない時間になってるなんてこともないですか?

1年で1ヶ月

これはTVを見なければ増える時間です。

一日TVを2時間見ていたとします。すると1ヶ月で60時間、1年にすると720時間TVを見ていることになります。

720時間だとピンと来ないですが、割る24時間(1日)で30日、つまり1年の内1ヶ月は丸々TVを見ていることになります。

1か月間一睡もせずに、ずーっとTVを見続けている自分を想像してみてください。それだけの時間を無駄にしているのです。(もちろん何かしらの教育番組を見ていて決して無駄な時間を過ごしてるわけじゃない!ってこともあると思いますが)

TVを見るのをやめるだけで、1年間の内1ヶ月(720時間)自分の好きなことに使えるのです。

この浮いた時間を自分の理想に近づくための時間に使いたくないですか。

よく考えるようになる

TVを見る行為はあまり頭を使っていないように思います。

クイズ番組なんかを見て多少なり頭を動かすことはあるかもしれませんが、それでも使うまではいかないでしょう。

殆どの番組は、頭を動かすこともせずに、ただ目に映る情報を垂れ流してるだけのような気がします。

こういった受動的な態度はあまり何も生まないような気がします。

僕はTVを止めてから、英語の勉強時間に充てたり、本を読んだり、新聞を読む時間に使っています。

そうした、能動的な態度の方が、自分の頭を使って考えるので、よっぽど仕入れた情報が頭に残っています。

単純にお金の節約

TVを生活から排除することで節約できるお金がいくつかあると思います

  • TV本体代
  • DVDなどを再生する周辺機器代(DVDなど)
  • DVDなどのレンタル代
  • ケーブルテレビなどの付属チャンネル代
  • リモコンや電池の維持費代
  • 修理代

など、全て必要なくなります。

物を買わなくなる

TVを見るとどうしてもCM(広告)が目に入ります。

広告業界というのはあの手この手で、どうにかして消費者に物を買わせることだけを必死に考えています。

見ている方も、「この服着た私って可愛いだろうな」「これを使えば生活が便利になるな」と思わせれ、ついついその商品を買ってしまいます。

買った後に、本当に必要だったっけ?と思ったり。多少なりそんな経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか?

CMを見なくなると、そもそもその商品の存在さえ知らないのだから買いたい気持ちを起こさせません。

昔に比べて、物を買うという行為が圧倒的に少なくなったと思います。

会話が増える

TVを見る時間を想像したら、大体食事の時間ではないですか?

ご飯を食べながら暇だからTVをつける。

家族そろってごはんを食べているのに、聞こえてくる声はTVのタレントの声だけ。

想像すると少し寂しい。

ご飯の時にTVを消すと、自然と家族や恋人との会話が増えます。

会話が増えると、お互いの状況や考えが共有できます。

会話が少ないとどうしても相手が何を考えているのかわからないので、勝手に勘違いしていることなどがあります。

そういった小さな勘違いなどから人間関係というのは壊れていくように思います。

勝手な勘違いをしないためにも、会話を増やして、相手を深く理解する必要があると思います。

食事に集中する

TVを見ながらご飯を食べるのを止めると、ご飯だけに集中します。

すると、今まではTVの方にばかり集中して、食事=ご飯を口にいれるだけの作業になっていたことに気付きます。

ご飯に集中すると、見た目を味わったり、食材の味をキチンと味わって食事をすることができます。

1度やってみるとわかりますが、かなり心豊かに食事できるようになります。

TVを見ないことのデメリット

TVを生活から排除するだけで、上にあげた6つの素晴らしい習慣が生まれます。

しかし、僕が感じているTVを見ないことのデメリットが1つあります。

それは会話についていけないことです。

学校や職場で話される会話って、昨日のあの番組みた?って話が本当に多いです。

僕はどの番組も見たことがないし、出てくる俳優や女優も知らない人だらけです。

そうすると、彼らの会話についていけないので、自然と輪から離れることになります。

僕自身特にそんなことは気にしないのですが、組織は人間関係が全てです。

組織やチームで良い人間関係が構築されなければ、仕事もスムーズにいきません。

そういった意味で、会話に入ることも重要なので、多少なりTVの情報を仕入れておく必要もあるのかなとは思っています。

まあ、今の時代ネットですぐに調べることができるので、僕は話がわからないときなどすぐに調べて対応しています。

と書きましたが。

実はこれ2年前の記事。今はずっと時代も進化して。

テレビ持ってないのって結構当たり前になってきましたよね。笑

スマホとかタブレットでネット使って、ネットフリックスとかYouTube見れるし。

SNSの方がTV番組より面白かったり。多分。

ただ、昔の人がTV依存だったのに対して、今は逆にスマホやネット、SNS依存になってるかなとも思う。

なので、テーマはTVとしていますが、それをスマホやネットと置き換えて考えてみてもいいと思います。

決して日々の行動が全て無駄なわけではないけど、なんとなく暇つぶしにやってるってことがあれば、それが多ければ、その時間が長ければ、ちょっと時間の使い方を見直してみてもいいかも。

って話でした!

Kindleで旅の本を出版しています。Kindleユーザーの方は是非読んでみてください!↓↓↓


Kindle Unlimitedなら無料で読めます!