インドとお金の話

インド

こんにちは!バックパッカーのトモローです。

 

僕の3年半の世界放浪の中で、インドはトータルで約8ヶ月滞在しました。笑

旅についてよく聞かれる質問に「どの国が1番良かったか」があります。鉄板ですね。

僕はいつもこう答えています。

インド、グアテマラ、ペルー

この3ヶ国は僕にとってとても居心地が良くて、大好きな国でした。

まあ、インドではバックパック盗まれて、グアテマラでは財布とタブレット盗まれてるんですけど。。笑

この3ヶ国に順列はつけがたく、訪れた国の順に答えるのですが、と共に滞在期間準でもあります。

インドが約8ヶ月、グアテマラが約6ヶ月、ペルーが約2ヶ月です。

何がそんなに良かったのか。思い返しても良く分かりません。

ただ、日本と正反対だからかなといつもなんとなくそんな風に感じています。

でも、その分毎日が戦いです。少しでも気を抜いたらやられます。特にインドは瞬殺です。

そんなインドの常識日本の非常識を今日は思い出して書き残したいと思います。

テーマが「インドとお金の話」なので、今経済成長著しいインドについて何か目新しい情報を得られると思った方はごめんなさい。

これは僕が5年前にインドを旅して経験した煩わしいインドとお金のやりとりの話です。

 

マジシャンばかり

インドにはそもそも定価というものが存在しません。これはインドに限らずアジアの国はほとんど。

もちろんスーパーなどに行けば別ですが、露天商などのお土産や物販は全て交渉次第。

相手の言い値を信じて毎回購入していたらとんでもなくぼったくられます。

これはチェンナイの宿に泊まった時のお会計の時の話。

1泊250ルピー(約425円)で3泊泊まろうとして、合計750ルピーに対して僕は1000ルピーを支払いました。

お釣りは150ルピー。オーナーは100ルピー1枚、10ルピー3枚、20ルピー1枚の紙幣を用意しました。

そして、僕に手を出せと言うので手のひらを上にして差し出すと、

まず、10ルピーを僕の手の上に叩いて乗せ、「10ルピー」と言いました。そして、また同じように10ルピーを乗せ「10ルピー」、もう一度「10ルピー」。

次に20ルピーを掴んで僕の手の上に乗せ「20ルピー」と言って、最後の100ルピーに差し掛かったところ、僕はちゃんと見ていました。彼のいかさまマジックを。

彼は100ルピーを僕にわざわざ見せ、「100ルピー」と大きな声で言って僕の手の上に乗せて同じように叩くと、そのまま僕の手を握り「OK?」と。

勿論僕はその場で手を広げるわけで、手の上には100ルピーはどこにもないわけで、一瞬マジシャン?いやいやいや騙すなー!

逆に彼の握られた拳をカウンターの上に掴み上げ力いっぱい握られた拳の指を広げるとクシャクシャの100ルピーが現れました。

彼の顔に目をやると、ニタニタ彼は笑っているのです。

これは特殊なケースですが、彼らはわざわざこんなことをせず普通にお釣りを騙します。キチンとその場で確認しましょう。

 

君も乗る?

デリーの地下にはメトロが張り巡らされていてとても移動が便利でした。さすがインドとは言っても首都なだけあるなぁと思いました。

それでも電車のチケットを購入するのはまだまだ人の仕事。

僕は友達と二人でチケットを購入しにカウンターに行きました。

ちなみにインドチケットカウンターは無秩序で誰も並ばず、小さい小窓に無数の手が突っ込まれ、我先に切符を買おうとする戦場が常なのですが、

ここは流石に皆キチンと並んでいます。

僕の番になって、僕は行き先を伝え100ルピーを渡しました。彼はパッと計算して52ルピーのお釣りを渡してきました。

一瞬そのまま受け取りそうになったのですが、思いとどまりもう一度頭の中で計算してみました。

片道16ルピー、2人で32ルピー。100ルピー支払ったのでお釣りは68ルピーのはず。

返ってきたのが52ルピーなので16ルピー多く取られいる計算。僕は彼にどういう計算か教えてくれと聞きました。

すると彼はニヤニヤしながら、「お前が16ルピー」と言って僕の方を指さし、次に「こいつが16ルピー」と言って友達を指さし、最後に「俺が16ルピー」と言って自分を指さしました。

もうあの手この手です笑。

僕は冷静に「OK二人分で計算してね」と言うと、キチンと16ルピー返してくれました。

 

インドのリキシャ―は料金青天井

インドではタクシーよりも安くて小回りのきくリキシャ―が一般庶民の移動手段になっています。

リキシャーに関しては、走行メーターが付いているものと、そうでないものがあります。殆どはメーターがついていないものなのですが。

メーターが付いていないリキシャーに乗るときの料金は2通りで、目的地で決まっているものと、交渉の2通り。

例えば行き先別に既に料金が決まっていて、どのリキシャーに聞いても一緒という場合があります。もしくは何度も利用していて相場を知っている場合、特に問題はありません。

ただ、問題なのは交渉のパターンです。

これは最初にリキシャーに声をかけて行先を告げ、いくらで行くか聞きます。

彼らは大抵高い値段でふっかけてくるので、そこから交渉が始まります。時間をかけてようやく半値で交渉が成立しても、そこで終わりじゃないのがインド。

交渉が成立してリキシャ―に乗り込み目的地に向かって走り始めると、途中でリキシャ―が停まります。

そして彼らは振り返りこう言うのです。「お前が言った50ルピーはここまでだ。もし○○まで行きたかったらもう30ルピーだよ」って。

暑い中永遠に時間をかけたあの交渉はなんだったんだってなります。笑

ここでまた彼らとのやりとりが始まります。

「最初に50ルピーと決めたじゃないか」

「いや50じゃいけない」

「行け」

「行かない」

結局ここで降りるか、再び値段交渉するか。

僕は一度ブチ切れて、「ここで降ろす代わりに約束が違うから金は払わない。それに僕は土地勘が無い。こんなどこかもわからない場所に平気で観光客を放っぽりだせるなんて信じられない!」と言い放って降りたこともあります。

彼らとしては走った挙句お金も回収できず、僕はよくわからない場所でさまよう羽目になり、お互い得はありませんでした。

でも、いつも彼らの言いなりになっていてはお金がいくらあっても足りなくなります。それにいつまでたっても嘘が悪いことってわからなくなる。

時には反発してもいいんじゃないかな。郷に入れば郷に従えっていうけど、その境界線はって思う。

僕らは同じ1つの地球に生きる人間同士じゃん。

 

まとめ


ここに挙げたのはほんの氷山の一角。

本当にインド旅とお金の問題は切っても切れないです。それでも経済発展著しいインド、こういう光景もどんどん減ってくるのだろうと思うと、それはそれで寂しい気もしますが。

結局、僕は最初のインド旅は大いに喧嘩したけど、その後インドに行ったときは、お金さえ払えばストレスなく旅できると知り、わざわざ10円20円に怒って健康を害すよりも、そこは払ってしまってストレスを溜めない方を選びました。