どんな人でも組織には大切だということ

人生論

こんにちは!トモです。

日々生活する中で、いろんな悩みがあると思います。

お金の悩み、仕事の悩み、人間関係の悩み、恋の悩み、健康の悩み。

その中でも一番厄介なのが、人間関係の悩みかなって個人的に思っています。

ここからは自分的解釈の話になりますが、

この世には自分でコントロールできることと、できないことがあります。

自分がコントロールできることに対して悩んだり、考えたり、改善することはできるけど、

自分がコントロールできないことに対して悩んだり、考えたりするのは、時間の浪費のようにも思う。

例えば、なんで今日雨なんだよ!!って怒ったとしても、それは自分にはコントロールできないことなので、

さっさと受け入れた方がいい。自分の性別とか、生まれた環境とか、国とか、どうしようもないものは受け入れたほうが早い。

その理論でいくと、他人の気持ちや考えも、自分にはコントロールできないものなので、悩んだり考えたりするだけ勿体無い気がする。(あくまで個人的に)

ただ、今日話したいことはここが結論ではありません。

他人は変えられないから受け入れた方がいい、その上で、もしかしたらその人も組織にとって必要かもしれないよって話です。

ここからは僕の過去の経験から、いかに人が組織にとって重要かをお話ししたいと思います。

大学時代の部活

僕は学生の頃ヨットという部活をやっていました。

個人競技ではなく、最低でも二人で一つのヨットを操作するので二人乗り。

ずっと個人競技ばかりやっていた僕は二人競技に挑戦するのはこれが初めてでした。

ここで、自分の熱意や力量と、相手の熱意や力量は違うってことを学びました。

自分がどれだけ一番になりたい!って思っていても、相手は部活に参加してるだけでいいって気持ちかもしれい。

そうするとその時点で二人の間にモチベーションの違いが生まれる。

例えば自分が朝7時には練習を始めたいと考えたとしても、相手が9時からでいいじゃんって考えてたら、

お互いギャップが生まれてギスギスしてしまう。→人間関係の問題に発展する。

自分が練習をキツくしたことで辞めていった子もいます。

そうなるとどうなるか。

部員が減ると、部活動そもそもの存続の危機に陥ります。すると、大会に出場するとかそんなレベルではなくなり、部活存続を守ることが目的になり、ハードな練習も、大会の順位も二の次、三の次になる。

果たして自分はなんのためにこの部活に入ったのだろうかと思うようにもなる。

でも、この時に「組織には人が必要なんだ」ってことを痛感しました。

ワーホリのレストランで

僕はオーストラリアのシドニーにワーホリで10ヶ月ほどステイしていたことがあります。

その時、ジャパレスでお仕事をさせてもらいました。

この時のマネジャーがとても優れた日本人女性で、彼女からいろんなことを教わりました。

中でも一番響いたのが「どんな人でも大切。一人では何もできない」ってこと。

凄腕のシェフが一人いたとしても、彼一人では美味しい料理は作れるかもしれないけど、接客、経理、店舗運営は全てできない。

もし例えあまり仕事が上手にできないホールスタッフがいたとしても(人柄はいいとして)、その子がいてくれるからホールは回るので、その子が辞めてしまったら今日のお店の運営自体に問題が生じることになる。

仕事ができるできないは大切。ただそれ以上に、どんなに優れた一人の人間の力にも限界があり、人が集まって組織になることで大きな力を生むことができるんだってことを教えてもらった。

例えばスティーブ・ジョブズは偉大だったけども、アップルは彼一人の功績ではない。逆にいうなら本当にジョブズ一人だけだったら何もこの世に残さなかったと思う。

社会に出て

日本の社会に出て、社会人経験は同年代の人よりも短くて恥ずかしいですが、それでも学んだことはある。

職場には本当に様々な考え方をした人がいて、様々な価値観を持った人が集まってるんだなって知った。

そうすると、当然人間だから合う合わないがある。そして結構な人が誰かの愚痴を言うんだってことも知った。

AさんにはBさんが合わなくて、BさんにはCさんが合わなくて、CさんにはAさんが合わなくて。

みんな誰かしら自分(の価値観、考え方)に合わないと不満や文句につながって愚痴になる。

でも、多分Aさんが欠けても、Bさんが欠けても、Cさんが欠けても、この組織は立ち行かなくなる。

スキルどうこうの話ではなくて、その人がいて、その人のポジションの仕事をしてくれるから、と言う意味で。
となると、やっぱりどの人もこの組織が回るためには大切な人なんだって学んだ。

学生時代までであれば、自分の好きな人とだけつるめば良かった。

しかし、大人になるとそうはいかず。会社には好きな人もいれば嫌いな人も出てくる。

合う人、合わない人たくさんいる。そういう人々と一緒にやっていかなければならない。

その中で、嫌いな人、合わない人を変えようとするのは無理だから受け入れた方が早い。

※当然、人としてダメなことをやってる人は改善する必要があるので、人事に相談。笑

ただ、その嫌いな人、合わない人がいてくれるから組織が回ってるんだってことも忘れてはならない、大切なことなのかなって思っています。

って話でした!

Kindleで旅の本を出版しています。Kindleユーザーの方は是非読んでみてください!↓↓↓


Kindle Unlimitedなら無料で読めます!