こんにちは!トモです。
このブログは主に、人生の黄金時間に当たる大学生活を送られている方に向けて、自分自身が大学生の時に知っていたら嬉しかったな的な知識を発信しています。
3年半バックパッカーで世界を旅した経験と今まで3千冊以上の本を読んで学んだことをベースに記事を書いています。
今日はズバリ!ワーキングホリデーについて書きたいと思います。
実は、だいぶ前からワーホリについては書きたいと思っていたのですが、コロナでそもそも海外に行けなくなってしまい需要がないかなと思ってずっと書かずにいました。
が、ここにきてようやく人々の移動も再開をしだしたので、そろそろ需要あるかな?と思って、記事を書くことにしました。
注意点としては、僕がワーホリをしたのは2014年なので、今から約10年前ということ。また、僕がワーホリに行ったのはオーストラリアだったので、今日の記事はオース(オーストラリアの略称)が前提となっているので、ご了承ください。
情報も状況も色々変わっていると思うので、全体的な雰囲気としてのワーホリってこんな感じですを伝えられたらと思います。
それでは早速。
そもそもワーホリとは?
この記事を読もうとしてくださった方で、ワーホリを知らない人はいないとは思いますが、念の為ここから入ってみたいと思います。
ワーホリ:ワーキングホリデーの略称
ググってみると日本ワーキングホリデー協会なるものを発見しました。
ワーキングホリデーとは海外旅行とは違い、長期滞在の許されるビザです。
18歳から30歳の日本国民なら日本とワーキングホリデー協定を結んだ外国に1~2年の滞在許可が下り、その間に就学、旅行、就労と生活することが許されているとても貴重な制度といえます。
出典:日本ワーキングホリデー協会
1980年の12月に日本とオーストラリア間で初めてワーキングホリデー協定というものが始まったみたいです。実は相当長い歴史があるようですね。
主に英語を学びたい人や、海外で働いてみたい人が1、2年海外生活を経験できる。人生においてできる年齢も限られている貴重な制度。
準備
ワーキングホリーでが何かわかったところで、ここからは具体的な内容に入っていきたいと思います。
ワーホリをする上で必要なものについてまとめていきたいと思います。
ワーホリの準備については日本で準備するものと、現地で準備するものの2つがあります。
日本で準備するもの
荷物
僕の場合、バックパッカーを経験した後にオーストラリアのワーホリに向かったので荷物は40リットルのバックパック一つだけでした。
オーストラリアに限らず、ワーホリできる国は先進国ばかりなので、何か必要なものがあれば現地で買ったり、日本から送ってもらうこともできます。
なので出発前に夢が膨らむのはわかりますが、あれこれ欲張らずに、最低限必要な荷物にまとめるのがベターだと思います。
僕が実際にワーホリに持って行った荷物リストがこちら!
- パスポート
- 現金
- クレジットカード・キャッシュカード
- カメラ
- 携帯
- 充電器類
- 海外用変換プラグ
- タオル
- 下着・靴下
- ズボン2着
- Tシャツ4枚
- ウルトラライトダウンジャケット(モンベル)
- 寝袋(ホームセンターで買った5000円のもの)
- 薬類(ナロンエース・新ビオフェルミンS・イソジン)
- 日用品(歯ブラシ・目薬など)
- ノートと筆記用具
- 本数冊
パスポートの準備には費用と日数がかかるので、もしまだ持っていないのであればできるだけ早めに準備することをお勧めします。それとパスポートに関してはコピーを何枚か取っておくと良いと思います。
何処かで万が一パスポートを失くしてしまったり、旅先で持って行かずに出かけて、急遽パスポートを見せなければならなくなった場合、コピーを持っていると何かとスムーズに事が運びます。今の時代スマホに写真で撮って保存しておくのが簡単かもしれません。
クレジットカードに関してはVISAとMasterを1枚ずつ持っていれば安心だと思います。また、1つの財布に2枚しまっておくのではなく、荷物の中に分散させておいた方が、もし仮に財布を失くした時も安心です。
キャッシュカードについてお勧めなのが新生銀行の国際キャッシュカードと楽天のデビットカードです。
世界中のどこでも使えました。この4枚を揃えて置けば、ワーホリ期間中何か問題があっても困ることはないかと思います。
世界中結局は自分と同じ人間が生活しているのだから、何かあってもなんとかなる。
確かにその通りなのですが、同じ人間と言ってもやはり人種は違うわけで。僕が旅で一番注意した方がいいと思ったのは薬です。どうしても薬は海外のものは日本人にとって強かったように感じています。
薬だけはなるべく自分に合ったものを日本で調達して持っていくのをお勧めします。
海外の荷物に関しては、こちらの記事にもまとめているので、旅とワーホリで少し違うかもしれませんが、参考になればと思います。
航空券
航空券の準備は旅行代理店に頼むのもありですが、自分で手配した方が安いので、自分で探してみましょう。
おすすめなのがskyscannerというサイトです。
日程と往復の場所を入力すれば、自動的にたくさんの航空券を検索してくれます。
他にも各航空会社のHPで探したり、安い航空券が見つかるサイトもありますが、大抵はskyscannerで間に合うと思います。
航空券の購入に関してもこちらの記事を参考にしてもらえればと思います。
ワーホリビザ
ワーホリのビザは日本で取得しておきます。
取得申請に関して、代理店に頼む方法もありますが、自分でやったほうが身になるし、料金も抑えることができます。問題なのが申請の時点からある程度の英語力が必要になるということ。
なぜなら申請はインターネットでできるのですが、各入力項目が英語、、、
でも、もはやインターネット全盛期にそんなことで挫折する必要はありません。
グーグルに「ワーホリビザ 申請 方法」とか入れて検索すれば、それこそ多くの親切なワーホリ経験者がどうやって申請すればよいのか丁寧に解説してくれています。
僕がワーホリに行ったときに利用させてもらったサイトがこちらです。
ただし、もう数年も前の話なので、少し事情は変わっているかもしれませんが、基本は一緒だと思います。(現にオーストラリアワーホリに行ける年齢が30から35歳に変更されましたよね、衝撃!)
もし大幅に変更しているようであれば、ネット検索で最新情報を探してやれば、ビザ申請は自分でやっつけられます。時間を節約したい人、面倒くさいこと嫌いって人は代理店に頼むのが最も手取り早いと思います。
予防接種
オーストラリアは比較的安全そうですが、やはり予防接種はしておいたほうが良いみたいです。
僕の場合は、世界一周に出るときに注射打ちまくったので大丈夫ですが、もし予防接種をするなら早めにしておいた方がよいです。なぜなら、予防接種の中には注射が2回、3回必要なものがあるのですが、1回打ってから2週間開けないといけないとかルールがあります。
予防接種のことをあまり深く考えていなくて、出発前に打ち始めたら2回目を打つ前に出国日を迎えたって人も結構います。予防接種は計画的に打ちましょう。
品川イーストクリニックさんのホームページによると、オーストラリアへ行く際に推奨される予防接種は以下が挙げられるみたいです。
- A型肝炎
- B型肝炎
- 日本脳炎
- 狂犬病
- その他、麻疹・風疹・おたふく風邪・ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオなど本来子供の時に打っておくべき注射の追加接種をしていない場合はこれらも必要
重要なこととして、予防接種には保険がききません。
国立国際医療研究センター病院さんが最新の予防接種価格をまとめてくれているので、載せておきます。※表示されている価格は1回の料金です。
これらのサイトでは海外渡航や予防接種について詳しく知れるので、これから海外に行かれる方はワーホリに限らず一度チェックしてみることをお勧めします。
海外旅行保険
日本と違い海外でケガや入院をした場合、高額な医療費がかかります。海外旅行では必ず保険に入ることをお勧めします。僕自身、病院は数度行きましたが、どれも海外の空気が合わず喉が痛くなったレベルだったので、それほど高額医療を請求されることはありませんでした。
携行品も対応!
ただ、僕が最も海外旅行保険の恩恵を受けたのは携行品被害!
僕は海外でバックパックを盗まれ、タブレットや財布も盗まれました。それらの携行品被害額は約30万近くになったけど、全部保険会社から戻ってきました。
一時帰国中にも対応!
後、インドでデング熱にやられた時は、たまたま日本経由で南米に飛ぶつもりだったので、日本に帰った際に入院と治療をしました。合計15万円程でしたが、これも一時帰国中の保険適用内だったので、全額保険で賄えました。
急な旅程変更にも対応!
さらに、(まだあるんかい!)緊急入院によって当初予定していた南米渡航への予定が変更され、航空券のキャンセルと新しい航空券の手配が必要になったけど、そこでも余計に発生してしまった費用に関して、保険会社が負担してくれました!
僕は3年半の旅で保険に掛けたお金が約40万円程だったのですが、保険で賄った被害や治療額は合計50万円を越しているので、やはり保険に入っていて良かったと思っています。
おすすめはココ
海外旅行者がよく使う保険が損保ジャパンなのですが、その損保ジャパンの保険を扱っている金子秀人損害生命保険事務所さんで保険契約される方が圧倒的に多いので、サイトを載せておきます。
保険の掛け方のコツとして、ワーホリは1年だけだからと1年契約をしてしまったら、ワーホリの後少し東南アジアを旅行して帰ろうと思ったとき、保険が切れてたりすることがあります。
こちらの保険はもし掛けた日数よりも短い期間で帰ってきた場合日割りにして保険料が戻ってきます!なので、できれば自分の想定している期間よりも少しだけ長い期間で保険に入っておけば、急遽海外滞在が伸びたとしても安心です。延長という手段もあることはあります。
歯医者に行っておく
海外の歯医者さんでは保険がききません。それに日本で1000円くらいの診察料が普通に5万円くらいします。出発前に一度見てもらっておくことを強くお勧めします。
公的手続き(国民健康保険・国民年金・住民税など)
なんか保険とか年金とかよくわからないですよね。もしこれを読んでいるあなたがまだ学生なら読む必要はほとんどありません。これから説明するのは一度社会人になって自分で色々お金を払っている人が、会社を辞めて海外に行こうとした場合に必要な手続きになります。
僕も海外出発前どうしたらよいか全くわからなかったですが、自分で調べて、役所の人に相談すれば案外丁寧に教えてくれました。
海外転出届と国民健康保険
海外に長期で行かれる場合、住民票を抜いて海外転出届を出します。住民票を抜かないと日本に居ないのに住民税、年金、保険とお金を払う義務が生じます。
余計なお金を払わないためにも、海外転出届を出しましょう。住民票を抜くと同時時に保険証返還の義務が生じるので、そこで国民健康保険から一時抜けることにもなります。
国民年金
働いていた時は厚生年金に自動的に入っていましたが、会社を辞めたら厚生年金から国民年金に変更の手続きを役所でします。
国民年金に関しては住民票を抜いた後も、そのまま払い続けることもできますし、任意で払わないことも選択できます。
住民税
住民税は前年度の所得額に応じて、毎年1月1日に住民票がある市区町村から課税される仕組みになっています。
僕も会社を辞めたのが6月だったので、後半年分を一括で払う必要がありました。約17万円くらいだったと思います。。準備資金は余裕を持って準備した方が良いですね。。
国際免許証
国際免許証は必要ないと思う人は意外と多いのですがこれが結構使えます。
必要ないと思う人の大半は、そもそも海外で運転なんかしないと考えてる。運転しないのであれば国際免許証は必要ないのですが、国際免許証はこれだけで身分証明書の証になります。(日本で身分証を見せてくださいと言われた時に運転免許証を見せるのと一緒)
パスポートを持ち歩くのが怖い場所などは国際免許証を持参するのも一つの手です。
また、オーストラリアなんかはレンタカーでエアーズロックに遊びにいったり、ワーホリの間にオーストラリアを周ってみたり、たくさんの人がレンタカーで遊んでます。もしかしたら使わないかもしれないけど、準備しておいて損はしないと思います。
取得も簡単で、運転免許センターや警察署で当日発行してくれます。その際に運転免許証の更新が必要な人は忘れずにしておきましょう。
免許更新に関しては、海外にいる間に失効してしまっても、帰国後に海外滞在を証明すれば更新させてくれますが、うっかり一時帰国してまた海外に戻ったりしてしまったら失効します。
旅中何人かの日本人が運転免許証の更新問題を抱えていたので、できるだけ不要な心配をしないでいいようにしておきたいですね。
現地で準備するもの
最初の滞在先を決める
日本に居る間に現地の長期滞在先を決めて連絡・契約しておくのも一つかもしれませんが、それもやはり英語という壁があります。もし先に知り合いなどが滞在しているのであれば、自分の部屋を確保しておくことも容易かもしれません。
ワーホリに行く人の順序としてはまず現地で安いゲストハウスに宿泊する→その間に色々と準備を済ます→長期滞在場所に引っ越す、というもの。
安いゲストハウスはガイドブックやBooking.com、HOSTELWORLDといったサイトで事前に調べて、できれば数泊分予約しておくと良いかもしれません。泊まってみてそこが気に入ればもう少し延長しても良いし、まずは宿泊しながら安いゲストハウスを探すのもありですね。
オフシーズンとハイシーズンで値段が倍近く違うかったりするので、できるだけオフシーズンの間にワーホリの態勢を整えて、ハイシーズンには長期滞在できる宿に移ってるのがベストです。
タックスファイルナンバー取得
タックスファイルナンバーとはオーストラリアの納税者番号の事で、ワーホリで働くのに欠かせないものになります。日本からでも取得できると思いますが、現地の住所が必要なので現地取得が簡単だと思います。
簡単といっても、これもワーホリビザ申請と一緒で英語の壁が生じます。ただ「ワーホリビザ申請と一緒」ならそうです、親切な誰かが取得方法を日本語でわかりやすく解説してくれています。
下記に2つほどサイトを載せておきます。ご自身で調べて使いやすそうなサイトを見ながら申請すれば簡単に申請できます。
Tax File Number (TFN)申請方法(2017年版)
僕もシドニーに到着してから、図書館のPCを借りてタックスファイルナンバー申請したのを覚えています。
携帯(SIM)カードを買う・契約する
絶対にワーホリに欠かせない物、それは携帯電話。いや、ワーホリに限らず現代生活に欠かせない。携帯は仕事や家を探すのに、電話するのに、友人と待ち合わせに、何にでも必要です。
今でこそ海外で使えるSIMフリーの携帯が出回っていますが、数年前は日本の携帯電話はどこもSIMロックがかかったおかしな携帯しかありませんでした。海外では使えないので、現地で携帯を買わなければいけなかった時代。。なんと辛い。
もし今お持ちのスマホがSIMフリーなら、現地でSIMカードを買うだけで使えますね。もしSIMフリーの携帯を持っていなくても、オーストラリアはスマホが安くて有名な国。僕はシドニーでスマホを買ったのですが、月々3000円の半年契約でした。
しかも半年使ったらスマホ自体は僕のモノになるという非常に安くて便利でした。しかもその後の旅のお供にも連れて行って、インドなどでは活躍してくれましたね。
でも海外で携帯を契約するなんて難しそう。と思いますよね。実は逆で、日本が難しいんです!!
日本の携帯電話市場はほとんど大手が独占する寡占事業になってます。大手は自分の顧客を手放したくないから、SIMロックをしたり、色んな契約(2年縛り)をさせて、顧客を他の会社にいかせないようにしていました。そのために、複雑な料金設定だったり、契約になっているのです。
海外は簡単です。スマホはどれもSIMフリーなので本体を買うだけ。SIMカードも簡単なプランが3つ程あってそこから自分の好きなプランを契約するだけ。
難しいと勝手に考えているだけで、実際はとても簡単なんです。僕自身インドやペルー、台湾などでもSIMカードを買ったり契約したりしましたが、どれも本当にあっという間に終わってしまいます。「え?もう使えるの?」ってくらいあっという間。日本がどれだけ複雑なシステムかわかります。
そして、僕が行ったシドニーにはトラトラという超超超便利なワーホリに来た日本人のためのサポートセンターがあります。僕はここでスマホを購入したのですが、他にも仕事や家を探してくれたり、旅行ツアーを組んでくれたり、パソコンが使えたり、友達を作れたり。
非常に便利な場所なので、ここを利用するのも一つの手です。
銀行口座開設
携帯電話を契約するのさえ難しそうだと思っていたのに、海外で銀行口座を開設するなんてもっと難しそう!
いや、簡単なんです。
必要なのはパスポート、住所、携帯番号。たったこれだけ。この3つが揃ったら、どこか銀行を探して、窓口に「I want to make my saving account」と言えば、窓口の係りの人が丁寧に色々と聞きながら手続きをしてくれます。※自分で何か書類に記入したことはほとんどなかったと思います。
僕はnabという銀行にしましたが、特に理由は無く、街中を歩いているとよく見るので便利そうかなと思っただけです。
仕事と家を探す
オーストラリアでワーホリをする時とても強い味方がいます。それが求人サイト。
特に有名な求人サイトとして以下のサイトが挙げられます。
僕も3サイトどれも使ってみましたが、やはり一番人気のジャムズが一番使いやすかったです。
仕事に限らず、家、美容、レジャーなんでも検索できます。せっかく海外で暮らすのだから、家と仕事の往復はつまらないですよね。そんな時に情報を集めるのにかなり役に立ちます。
仕事に関して
まずはなんといっても仕事探し。仕事に就かなければ日本で必死に貯めたお金があっという間に消えていきます。オーストラリアは物価がとても高いのです。
ある日、コンビニで500mlの水を買おうとしたら2本で500円以上しました。どうしても水分が欲しくて買ってしまいましたが、異常な高さです。大型スーパーに行けばもちろん2リットル100円のような安い水も買うことができます。
仕事探しから働くまで
- まずは上の求人サイトを利用して仕事を探す。提示している条件や立地と自分の希望を合わせてみる。
- 良さげな場所を何件かピックアップして、片っ端から電話をかける。
- まだ求人募集中であれば面接の日程を決める。
- 面接には履歴書を持って行った方が良いと思います。日本式と海外式どちらが良いのかわからなければ聞いておくのもよいでしょう。
- 面接が終われば、結果を待つだけ。
仕事に関しては日本のバイト探しとほとんど一緒です。
家に関して
もしオースに到着して最初に住んだゲストハウスが気に入っているならそこに住みながら働くのもありかと思いますが、ゲストハウスは1泊2000円くらいするのが普通です。
しかもドミトリーなどプライバシーがほとんどないので、疲れて帰ってきて早く寝たいのに、同じ部屋の人が夜遅くまで騒いでたりして寝れないなんてこともザラにあります。
やはり、中期、長期で生活するなら、アパートメントやシェアハウスで生活するのをお勧めします。
物件探しから住むまで
- 仕事探しと同じで、求人サイトを利用して物件を探す。日本でいう敷金礼金のようなものもあるので気を付ける。
- 良さげな物件があれば電話をかけてみる。すぐに入れることもあれば、今住んでいる人の契約が切れる○月から入居可能など条件がある。
- 条件が良ければ内見の日程を決める。
- 実際に内見して住むか決める。
僕もいくつか内見して物件を決めました。あるシェアハウスはとても好立地に関わらず安い価格だったのでいいなと思ったのですが、実際に内見してみると、3人の欧米系の外国人が住んでいて、リビングはとても汚く、なんとテレビを見ながらそこで散髪をしていました。彼らと一緒に住む気にはなれませんでした。
物件選びは部屋の間取りや立地、価格だけでなく、一緒に住む人も重要な要素になります。日本人とは文化や風習が違うことを忘れないように。
求人サイトで探す以外にも、仕事場の人が住んでいる場所に空きがあれば、直接オーナーに聞いてもらうという手もあります。
僕自身、最後の3ヶ月は仕事場の人が引っ越すからと、その後に入居させてもらいました。オーナーがタイ人女性だったのですがいつも笑顔で優しく、同室の子たちも同じアジア人で節度をわきまえていて、一緒に生活していてとても楽しい思い出になりました。
ちなみに、この3ヶ月間の英語オンリー生活で英語の話す聞く能力が伸びたと実感しています。英語を伸ばしたい方はせっかくなので外国人しかいないシェアハウスに住むのもありかなって思います。
RSAの取得
RSAとはResponsible Service of Alcoholの略称。オーストラリア国内ではアルコールを提供をするお店で働く際この資格が必ず必要になります。しかも州によって資格が微妙に違うので、もし州を変えて働く場合、また資格を取り直す必要があります。
といっても、資格自体は1日で取れるのですが、そこにも英語の壁が必要になります。
RSA取得の流れは、コースを受講して受講後そのまま試験になります。受講も試験も全て英語です。ただ、一つだけ日本と違うのはカンニングして良いということ。隣同士で教え合ってよいのです。だからと言ってあからさまにやるのはやはり先生に叱られるとは思いますが。
そしてもう一つ重要なのは先生によって態度が違うこと。カンニングに関しても寛容な先生もいれば厳しい先生もいるらしい。優しい先生だと試験中に生徒の回答を見ながら間違っていれば指摘してくれたりもします。提出した時にザッと見てやり直しを命じてくれる先生もいたり。
僕の場合、実は最初に受けたときの先生が厳しくて1度落ちてしまいました。(職場の人に言ったら、RSAってどうやれば落ちれるの?って言われました笑)
この資格はワーホリに来た外国人に限らず、オーストラリアでアルコールを提供するお店で働く人全員が必要なものなので、もちろん現地人も来ます。現地人に関してはとても簡単な試験なので、もちろん落ちる人なんか一人もいません。ただ、英語のできない外国人が時たま落ちるみたいです。僕の時も、一緒に受けていた韓国人ともう一人が落ちていました。
ただRSA試験には泣きの1回という制度があって、1度落ちてももう1回だけ無料で受けることができます。
僕はそこで今度は優しい先生に当たり、隣の現地人女性も私の見ていいよと笑顔で答案用紙を僕に見せてくれたので、カンニングしながら合格することができました。
ちなみにRSA取得には1万2千円程かかります。RSAの受講に関しては上で紹介したトラトラで手続きをしました。
あとは楽しむだけ
さて、これでオーストラリアでワーキングホリデーをする準備は万全に整ったはずです。
後は、思う存分時間を有効に使ってワーホリを楽しむだけです。英語力をアップする、友達を作る、海外で働く、サーフィンに打ち込む、なんでもありです。
人生の時間は有限です。したいと思ったのならするべきだと思います。僕自身、旅やワーホリをしたことでキャリアが大きく変更してしまったけど、そこに後悔は全くありません。
むしろ、死ぬまでにやっておいて良かったと思っています。
日本で生活しているとどうしても、大学を卒業して就職、40年間勤めて定年退職、あとは余生を。という流れが王道になってしまっていて、それ以外の道は道を外れているような見方をされてしまいますが、
本当に道を外れているのは、自分の人生を生きていない人だと思います。
人生にはもっといろんなメニューが選べるはずです。自分にしか歩めない道を勇気をもって歩んでください。
って話でした!